すっかり遅くなってしまい、12日(金)からは6月議会がはじまりますが、3月議会での私の一般質問と答弁の概要をUPします。
新年度の初議会、一般質問には9名が登壇しました。2名の新人議員もはじめての一般質問を行いました。
私は、東日本大震災から4年目の3月11日に、「安全な避難施設の表示と消費税増税に伴う、市民生活を守る施策」についての質問を行いました。
質問と答弁(概要)はつぎのとおりです。
一目でわかる表示に
質問 災害時に避難する避難場所の表示ですが、いつどこで遭遇するかわかりません。また、館林市を訪れる観光客も一目でわかる表示にすべきと思います。観光地である京都市では、観光客にもわかりやすいように「避難はこちら」という一目でわかる標識が立てられております。
現在、避難場所を示すマークや記号は自治体が独自に作って、まちまちになっています。政府は避難場所のマークを統一することを決定しましたが、本市は今後マークを統一する考えがありますか。
また、洪水時の避難場所を示すハザードマップが各家庭に配布されていますが、指定されている場所が適切でない所もあります。今後見直しをする考えがありますか。
電柱に付けられた観光客向け避難標識
わかりやすい表記方法を
答弁 避難場所の表示につきましては、市民の皆さんの認知度を高めるためにも、増設を考えたいと思います。観光客などにもわかるように、京都市などの矢印で示す案内板等々、貴重なご提案をいただきましたので、十分検討し、進めていく方向で考えていきたいと思います。
避難場所の統一マークについては、国や県の動向等を踏まえながら統一する方向で考えていきたいと思います。
洪水ハザードマップについて、今年度、館林市防災計画は、見直しの時期ですから、わかりやすい表記方法について検討してまいります。
国保税の引き下げを
質問 消費税増税に伴い、確実に物価が上がっております。しかし、市民の実質賃金は19カ月連続で減少して、市民生活への影響も非常に大きくなっております。
平成元年の給与所得者一人当たり、268万円、ピーク時の平成12年は345万円。ところが一昨年、平成25年では、299万円に落ち込んでおります。
いっぽう、国保税は平成元年が、均等割りと平等割で一人当たり1万800円、その後、後期高齢者分や介護分の負担増や、国保税の値上げで現在は、7万2600円と平成元年の7倍になっています。こうしたことを反映して、国民健康保険税の収納率は下がる一方です。市民生活を守る立場から、国保税の引き下げを考えるべきではないでしょうか。
国へ抜本的な改革を求め
答弁 家計の消費は回復傾向にあるものの、依然として増税の影響は残っていると認識ております。国保に関しては、収納率が悪くなっております。しかし、国保会計も厳しい実態です。国保税を下げれば収納率が上がるという保障が見えてきません。国民健康保険ですから、みんなが守られなければならないと思います。
国のほうへ抜本的な改革を求め、その間現在もやっている一般会計からの繰り出しを行っていきたいと思います。
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