150回目の一般質問
9月議会の一般質問は、9月11日、12日の2日間で11人の議員が質問を行いました。
今回で150回目となる一般質問で私は、「世界一のつつじ」と自慢するつつじが岡公園の管理について、世界遺産登録の意気込みについて当局の考えをただしました。
質問と答弁の概要をお伝えします。
入園者減で市の持ち出し
質問
今年からつつじが岡公園は全面的な指定管理者による管理委託となり、委託料と入園料で経費をまかなうことになります。
管理委託料は今年から3年間で788万円とされます。
入園料は9565万2000円と見積もってありますが、昨年の入園料収入は6058万円です。
今年はさらに入園者数が減少しております。
入園料収入が少なければ、市の持ち出しが増えて、市の財源が大変厳しくなりますがどう考えているのか。
古木の保護、育成にかける経費も生み出せなくなってしまうと思いますが、どのような認識を持っているのかうかがいたい。
集客を高める研究会を
答弁
入園料の関係で、今年度は5023万6600円になると思います。当初予算9500万円程度に比較したら、来年3月末には、2600万円くらい不足になると危惧しております。
古木群を守り、つつじが岡公園を守り、維持していくために不足する分については補正を計上させていただくことになると考えております。
今後、集客増を図るために、関係機関、市民、旅行業者等々を入れて、集客を高める研究会も立ち上げたいと考えています。
世界遺産登録の意気込みで
質問
樹齢800年ということで世界一と言われているつつじの古木群の管理・保護・育成には、一般のつつじが岡公園の管理とはまったく切り離して、専門的に保護育成していく体制が必要なのではないか。
つつじが岡公園の古木、樹齢800年という世界一を誇るのであれば、世界遺産に登録する意気込みで取り組むべきではないか。
市を挙げて取り組みたい
答弁
つつじの保護、育成の専門チームがやはり必要になるだろうと、とくに古木は、全国的にも前例がない中で、専門家の見立て、あるいは診断をもとに保護、育成をする必要があると認識しております。
つつじ研究所がその役割の中心を担っていただいているところです。
市を挙げて、世界一のつつじが岡公園を世界遺産登録できるように職員一丸となって意気込みをもってこれから取り組んで行きたいという気持ちです。
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