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会社は、社員の夢を食べるバク。特に、夢見がちな若い社員の夢が大好き。
「あなたは、優秀だから、我が社に入れた」、「成果を上げれば、昇給も昇進も、思うがまま」、そう言って、夢を大きく膨らませて食べるのだ。
ところが、夢と現実の違いに気づき始める40代頃から、夢を見られなくなって、要らなくなった社員を切り捨て始める。
会社ばかりではない。政府も同じだ。
この国は、夢見がちな若者の夢が大好き。
特に、今どきの若者は、世間知らずで従順で、扱い易いから、夢は食べ放題。
そこへゆくと、昔の若者は、扱い難かった。革命でも起こしそうな、とんでもない連中が多かったからだ。
そんな連中が、跋扈していた荒れた日本で、こっそり出世した世襲政治家が、今の日本を牛耳っている。
そんな世襲政治家が、歳だけ取って、年功序列で出世してしまった。
迷惑な話だ。
最近、ようやく分かってきた。
若者の夢を食べているのは、政府でも会社でもないことに。
誰かに食べられるような夢を持ったことのない世襲政治家が、若者の夢を食べているのだと。
優秀な世襲政治家もいるので、そんなことはないだろうが、つい夢想してしまった。