小室さんの話を見ていると「日本も随分、格差社会になったものだな」と感じる。
仮に、小室さんが、世襲の政治家の子息だったら、こんなことには、なっていなかっただろう。
例えば、小泉進次郎氏と小室さん。頭のレベルは、どちらも、ほぼ同じなのに、貧乏人だった小室さんは(今は金持ちの仲間入り)、叩かれるだけ。
借りた金を踏み倒すような貧乏人が、皇族と恋愛し、結婚したのが、そもそもの間違いということか。
「身の程知らず、生まれたカーストを考えろ」と言うことなのだろう。
そんな小室さんに、新聞配達をして、学費を稼いだなんてエピソードでもあれば、こんなことには、ならなかったかもしれない。
格差社会の底辺で生まれた人間が、ヒーローになるには、虎の威を借りたり、人の金をあてにしたり、ズルをしてはいけないというのが、暗黙のルールということだろう。
生まれたときからヒーローの世襲君には、無関係なルールだが。
この国では、貧乏人であるが故に、世襲や金持ちとは全く違う、不平等で不公平なルールに縛られて生きていかなければならない。
そんな、石が流れて木の葉が沈むような、この社会に腹が立ったら、選挙に行こう。
そうしないと、永遠に、何も変わらない。