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50歳の新米パパ

『世界の亀山モデル』

わが家の先代液晶テレビはシャープ製
たしか、2007年前後だったかな、32インチ

いまは主役の座をパナソニック製にゆずり、
2階で隠居しています


このシャープ製テレビ、
『世界の亀山モデル』
のシールが貼ってあるんです



他のシールは剥がせたのに、
このシールだけは剥がせなかった
粘着力が強くて・・・・
強力な自負が、剥がされるのを拒否していたのですかね


そして、シャープさん、我が世の春は長く続かなかった・・・

思い返せば、
近年の会社の浮沈は激しいですよね
そして、ものすごく早い!


私の印象に残る絶頂と転落は

シャープ 『世界の亀山モデル』
ソニー 『モノずくりからコンテンツへ』
    (だったような)

古くは、

ダイエー 『価格破壊』
ニッサン 『技術のニッサン』(ゴーン以前)

もそうですかね
最近のネット関連の企業は、生き残るほうが難しそうですね


目指してことは正しかったけれど
成功しすぎて持ち上げられて
自分を見失って転落する

『世界の亀山工場』は、その象徴のように感じられたっけ


転職する前の会社
時代の流れにうまく乗れず、長期低迷
大株主が変わって、ぬるま湯から熱湯風呂に
これから会社をどうしていくか
中堅若手社員で経営戦略会議を開催
なりゆきで、その会議のメンバーになったのですが
その時、一番思ったことは

「わが社は、『技術のニッサン』になっている」

でした。

業界では、専門的な分野で実績のある会社でしたので
技術者のプライドが高すぎた
なので、自分の経験で一番良いと考えることを提案する

お客さんに、
「そこまでは必要ないです、他に方法はないか」
と、聞かれても
「これは、こういうものです、これ以外考えられません」
まるで、(何も知らないのに、専門家のいうことに口をだすな)
とでも、いわんばかりの社員も少なくなかったような

自分の技術力は高いというプライドは大事ですが
お客さんの要望をかなえてナンボの仕事なのにな

と、感じていました

でも、結局自分の会社は立ち直れなかったですけどね

ゴーン以前の経営が傾いたころのニッサンも
「これが一番という技術を注ぎ込んで高価格で売れない」
だったとか

ゴーン以降にニッサンの車は、
レンタカーで借りるコンパクトサイズの車だと、
アクセルやブレーキペダルがペコペコで、
好きになれませんでしたが
この価格ならこんなものかなとも妙に納得したものでした

あ~、でも、最近のニッサンのCM、「技術のニッサン」また使ってますね~
でもって、また会社ゴタゴタ中ですね、不思議なことに


好調な時ほど、自分を見失わないことは難しいと思うのですが、
いつも一歩下がって客観的に自分を見るようにできればいいな

『世界の亀谷モデル』をみて、思い返したりしています


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