今日から実技が始まります。
今日は、形を見る練習です。
それでは、お茶碗を1m程先においてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a7/fefcad7920c4f15003633ba826403b7e.jpg)
まず、測り棒(写真では、細くて長い絵筆の後ろを使っています)で
お茶碗の口の長さを測り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/da/d855040f8e166af558cbf14ecd8f125e.jpg)
紙のまん中に写します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b9/43d2dc6cc43a62477bffa594a02313cf.jpg)
その幅のまん中に、縦に線を引きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f0/95dfcf8fe2db7352e8ef88a533018101.jpg)
これが、中心線となります。
お茶碗は左右対称ですから、右か左のどちらか片方を描けば、
残りの反対側は線対称となります。
ここから、姿勢がとても大切です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ff/b6bf625344a5d40ba2b49e224e8b5acb.jpg)
目線があまり動かないように、
◆背筋を無理の無い程度伸ばして、
◆あごを少し引きます。
そうしますと、頭がグラグラ動いて、目線が動くことがあまりありません。
姿勢が少し変わると、見えるモチーフも全然違って見えてしまいます。
デッサンが狂いまくってしまいますので、気を付けて下さいね。
それでは、続けます。
中心線に垂直に、線を1本引きます。
(要は、横線を引きます。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2b/6e80f74f91cc40d9e8e78801c490a66c.jpg)
この線が、お茶碗の口の、一番広がっているところとなります。
紙全体の、半分より少し上に描くといいと思います。
ここから、測り棒を使って角度を測ります。
お茶碗の口の円の、一番向こう側と、一番右側(あるいは左側)の
角度を測ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0e/39a1b1c66d205090e2c5185e5eeb5873.jpg)
(写真では少しだけずれてます。すみません。)
その角度を、そのまま紙に写します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/66/99d7d33e4a18103619cdc313bc7a0cab.jpg)
手が揺れると、角度が変わってしまうので、
慎重に、慎重に・・・。
今度は一番右から、円の一番手前の角度を測ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f5/f2fee11115daca31efffc28f7fda32f8.jpg)
その角度を、そのまま紙に写します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/85/72dfe72b5496778f41ec3fe0f9882e8e.jpg)
これらの2本の線を、中心線に対して対称に描きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/23/89c8b3bf6ee3fc37a1f453cd34d06b1a.jpg)
上下左右の円の頂点が決まりましたので、
お茶碗の口を良く見ながら、楕円を描きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/45/9342fefd3105b12727987e3509df0c78.jpg)
これも、左右対称になりますので、気を付けて描いてください。
円が描けましたら、円の一番下から、高台の下までの距離を測ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/25/a2585cd0ad6c42da96179cb0934341a1.jpg)
この時、円の横の幅と比べてどのくらいの比率になるかも測ります。
円の横の幅の中に、今測った長さが何個入るか(2つとか、2.5個とか)、
きっちりと比率を測ります。
比率が分かりましたら、今、絵に描いている横幅の長さから、比率を測って
円の下に印をつけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/45/c8574d30217433cc45ea4d20ebc720e3.jpg)
あとは同じようにいろんなポイントの角度・長さを測り、
描いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/bc/fe9a711e8d8219500830280d6e36e8db.jpg)
途中、おかしいかな?と思ったら、どんどん測って、どんどん直してください。
おかしいところが分かるのは、モチーフを良く見ているからです。
見る力が付いてきている証拠です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4d/a4b50ad3bf4afe90858eb86dab22961f.jpg)
最後、モチーフと比べて納得できたら、終了です。
補助線(横線・縦線、印)は、消しておいていただけるとありがたいです。
家の中のいろんな左右対称のものを描いてみてください。
どれも、描き方は同じです。
来週は、今週描いた物に、ボリューム(量感)を付けていきます。
今週書いた紙を大事に取って置いてくださいね。
それでは、また来週。
特記:今回CafeZのpicoさんにモデルになっていただきました。
ありがとうございました!!
また、よろしくお願いいたします!
今日は、形を見る練習です。
それでは、お茶碗を1m程先においてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a7/fefcad7920c4f15003633ba826403b7e.jpg)
まず、測り棒(写真では、細くて長い絵筆の後ろを使っています)で
お茶碗の口の長さを測り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/da/d855040f8e166af558cbf14ecd8f125e.jpg)
紙のまん中に写します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b9/43d2dc6cc43a62477bffa594a02313cf.jpg)
その幅のまん中に、縦に線を引きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f0/95dfcf8fe2db7352e8ef88a533018101.jpg)
これが、中心線となります。
お茶碗は左右対称ですから、右か左のどちらか片方を描けば、
残りの反対側は線対称となります。
ここから、姿勢がとても大切です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ff/b6bf625344a5d40ba2b49e224e8b5acb.jpg)
目線があまり動かないように、
◆背筋を無理の無い程度伸ばして、
◆あごを少し引きます。
そうしますと、頭がグラグラ動いて、目線が動くことがあまりありません。
姿勢が少し変わると、見えるモチーフも全然違って見えてしまいます。
デッサンが狂いまくってしまいますので、気を付けて下さいね。
それでは、続けます。
中心線に垂直に、線を1本引きます。
(要は、横線を引きます。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2b/6e80f74f91cc40d9e8e78801c490a66c.jpg)
この線が、お茶碗の口の、一番広がっているところとなります。
紙全体の、半分より少し上に描くといいと思います。
ここから、測り棒を使って角度を測ります。
お茶碗の口の円の、一番向こう側と、一番右側(あるいは左側)の
角度を測ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0e/39a1b1c66d205090e2c5185e5eeb5873.jpg)
(写真では少しだけずれてます。すみません。)
その角度を、そのまま紙に写します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/66/99d7d33e4a18103619cdc313bc7a0cab.jpg)
手が揺れると、角度が変わってしまうので、
慎重に、慎重に・・・。
今度は一番右から、円の一番手前の角度を測ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f5/f2fee11115daca31efffc28f7fda32f8.jpg)
その角度を、そのまま紙に写します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/85/72dfe72b5496778f41ec3fe0f9882e8e.jpg)
これらの2本の線を、中心線に対して対称に描きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/23/89c8b3bf6ee3fc37a1f453cd34d06b1a.jpg)
上下左右の円の頂点が決まりましたので、
お茶碗の口を良く見ながら、楕円を描きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/45/9342fefd3105b12727987e3509df0c78.jpg)
これも、左右対称になりますので、気を付けて描いてください。
円が描けましたら、円の一番下から、高台の下までの距離を測ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/25/a2585cd0ad6c42da96179cb0934341a1.jpg)
この時、円の横の幅と比べてどのくらいの比率になるかも測ります。
円の横の幅の中に、今測った長さが何個入るか(2つとか、2.5個とか)、
きっちりと比率を測ります。
比率が分かりましたら、今、絵に描いている横幅の長さから、比率を測って
円の下に印をつけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/45/c8574d30217433cc45ea4d20ebc720e3.jpg)
あとは同じようにいろんなポイントの角度・長さを測り、
描いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/bc/fe9a711e8d8219500830280d6e36e8db.jpg)
途中、おかしいかな?と思ったら、どんどん測って、どんどん直してください。
おかしいところが分かるのは、モチーフを良く見ているからです。
見る力が付いてきている証拠です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4d/a4b50ad3bf4afe90858eb86dab22961f.jpg)
最後、モチーフと比べて納得できたら、終了です。
補助線(横線・縦線、印)は、消しておいていただけるとありがたいです。
家の中のいろんな左右対称のものを描いてみてください。
どれも、描き方は同じです。
来週は、今週描いた物に、ボリューム(量感)を付けていきます。
今週書いた紙を大事に取って置いてくださいね。
それでは、また来週。
特記:今回CafeZのpicoさんにモデルになっていただきました。
ありがとうございました!!
また、よろしくお願いいたします!
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