競馬界のドーピング

９日、１０日の大井競馬に出走を予定していた競走馬約60頭が禁止薬物を含む飼料を使用していたことが判明。
本日の開催までに出走予定馬の検査が不可能なことから、主催者は１０日の大井競馬開催を中止すると発表。
代替開催は行わない。
薬物関係の理由で大井競馬の開催中止は史上初めて。

美浦トレーニング・センターでも禁止薬物を含む飼料を使用していたことが９日の夕方に判かった。
今週末の出走予定馬のうち、薬物が混ざった飼料が販売された１０厩舎４４頭いることが判明。
馬の検査について１０日に薬物検査を実施し、出走の可否を判断を行なうことがＪＲＡ公式ＨＰより発表された。
今週の中央競馬については予定通り実施する。
昔は故意にカフェインを含むお茶ガラを飼料に混ぜて与えたことがあった。
飼料についても検査が必要だが、今回の場合は業者が検査を通さずに持ち込んだらしい。
いずれにせよ、人間も動物も競技や競走はフェアにしなければならない。