今日は、世界農業遺産「清流長良川の鮎」
長良川システムサポーター育成研修での友釣り体験に講師として手伝ってきました。
郡上漁協協同組合組合長の白滝さん、鮎川さんと私の三人です。
開催された所は、郡上市白鳥町の「あゆパーク」の施設と前を流れる長良川です。
先ず、あゆパーク研修室にて「清流長良川の鮎を釣ってみよう」と、白滝さんによる講義です。
・鮎の一生 秋に長良川で生まれ、冬を海で過ごし早春に長良川を遡上して川底に生える藻を食べて成長し、秋に産卵し一生を終える一年漁です。
・また、長良川には「鵜飼漁」や「瀬張り網漁」「夜網漁」など様々な伝統漁法が引き継がれていますが「鮎の友釣り」も伝統ある漁法の一つです。
・鮎の友釣りの歴史をたどる「郡上釣り」
・夏の風物詩 友釣りとは? そして、友釣りの魅力とは?
・釣りたての天然鮎を食するのは釣り師の特権!
一通りの講義の後は、実釣に移ります。
白滝さんによる鮎の友釣りの一連の流れの説明聞きます。
竿と仕掛けは・・・
オトリにハナカンを通す時は・・・
送り出して一連の竿操作からポイントへのオトリの送り方等・・・説明して頂きました。
各講師の所に分かれて実釣が始まりました。
各講師が狙うポイントとを説明しながらオトリを送り出し竿を持ってもらいます。
竿の構え方はバッチリですね!(^^♪
2人一組で、鮎が掛かれば交代しながら竿を持ち狙います。
あちらこちらで「掛かった~」と歓声が上がります。
講師もその都度取り込みを教えながら鮎をタモに誘導します。
やったぁ~ 初天然鮎をゲットしました。
講師が養殖オトリから天然鮎オトリに交換して、狙いポイントを説明してオトリを送り込むと・・・
目印が気持ち良く下流に引き込まれ、参加者は鮎が掛かった時の手元に伝わる引きを味わって楽しんでくれています。
最高の笑顔で喜んでくれました。(^^♪
他の参加者も「掛かった~」と講師を呼んでる間にハリから外れてバラシたりもしましたが、楽しい友釣りを経験して頂き私も嬉しくなりました。
体験終了後は、少し遅めの昼食です。
天然鮎2尾と養殖鮎1尾の食べ比べと鮎飯です。
皆さん天然鮎の美味しさを実感して頂けましたね!
私たち講師も今日の内容を振り返りながら昼食を頂きました。
最後に、参加された皆さんが楽しかった、またやってみたいと笑顔で言って頂き嬉しい気持ちになりました。
文化研修「鮎の友釣り」を行い、清流長良川の鮎を少しでも多くの方に知って頂ければと思った一日でした。
皆さん、お疲れ様でした。(^^♪