京都Running

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歩くフォームを考える

2012-03-23 17:21:25 | 走るを科学する
今日は1日中雨。振替休日だったので走りに出る予定だったんですが…
北嵯峨あたりへ2時間ばかりウォーキングに出かけました。

かつてなら少々の雨ぐらいとJOGってた時もあったんですが、細かな雨ですが傘をさしてウォーキングすることにしました。今日は黄色のポンチョ着てジョッグってた方も見ましたが、雨はトレーニングの途中やレースならいざしらず、雨の中を出ていく気にならない。下はGOAテックスのレインスーツと同じくGOAテックスのトレイルランニングシューズ(NorthFace製)。
時折、雨が強くなったりしても十分でした。

で、もう春ですね。広沢池に通ずる一条通の桜の木々はちょっと色づいていました。もう少し蕾が膨らむと木が紅をさしたように赤く変わってきます。あと1週間くらいですかネ。開花は?
北嵯峨の民家の桃が雨の中見事に咲いていました。

雨の中のウォーキング。つらつらと考えることがありました。

歩くフォームについてです。最近はお年寄りも連れだってウォーキングする姿を見ますが、だらだら歩きでは何のトレーニングにもならない。
背筋をシャンと伸ばす。胸を張りお腹を突き出すようにする。お尻の穴をキュッと締めるように意識するといわゆる「腰高」の姿勢です。
胸を前に張り出すと肩が後ろに下がり、肩甲骨が背中でよります。こうすると腰が落ちない。
人間の身体の重心は「丹田」というへその下3cmくらいのところの内部にあるそうです。
まっすぐ立って、先ほどの姿勢でお腹を突き出すように意識しますと、次第に前傾となり、体の前に重心が移動します。足を踏み出さないと体は倒れてしまいます。
これが歩くという動きです。
重心が身体の真ん中で残っていては、足を踏み出しても歩くことはできません。程度のちがいはあっても、何がしか重心は前に移動させ歩くという動作を行うのです。歳行った老人がボチボチ歩きをしていても、それは重心の移動が少ないからです。
腰が落ちた(骨盤が寝ている)状態では重心は後ろに寄っていますから、前へ進むスピードははやくありません。少なくとも走ることを好む私たち市民ランナーは歩く時のフォームも意識してほしいものです。
ウォーキング時に「丹田」を中心にして二本の脚が前後するような意識が持てればいいです。
当然、「腰高」の姿勢で歩きますと、さっそうと歩いている感じがつかめます。

だいたい、私で10分/kmそこそこで歩けるようです。
今日は2時間余り。傘をさして雨の中のウォーキングは結構なトレーニングとなりました。
走れない時、こんなトレーニングもおもしろいものです。

収穫:2時間ばかり雨の中を歩いたけど、靴下まで雨が滲みてくるということはなかった。


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