モグスでも…

今日の福岡国際。
モグスがケベデにどこまでくらいつけると観ていたのですが…

やはりフルマラソンは奥深いです。
ハーフを1時間を切るモグスでさえ、30kmを過ぎると脚に変調をきたして、31.4kmでリタイヤ。痛々しい風景でした。
丸亀で彼のぶっちぎりのスピードを生で見た私はもうちょっとと思いましたが、やはりハーフとフルの違いがあるのですね。昨年ケニアで起こした自動車事故のトラブルをひきずってて、フルマラソンの練習が不足してたのかと。
記憶に新しい福士の痛ましいランとだぶりました。
彼は昨年まで日大のダニエル。かつてはワンジルと競った仲。ここでマラソンの辛酸をなめ、きっと復活してくるでしょう。次期をめざしてほしい。

でも、不思議なもんですね。
モグスが165cmと小柄だったとは。丸亀ハーフで日大のダニエルをおいてったスピード。大きな走りはもうちょっと大柄のランナーだとの印象をもってました。
ダニエルの姿と勘違いしてるのでしょうか？


それにしても、ツェガエ・ケベデの走りは33km以降からスピードアップして、39から40kmのラップは2'47ですからね。あの強さには驚きました。ゴールまでそのスピードを維持して2:05'18"という脅威のタイムです。
157cmという身長ですからね。小柄だけにピッチも速くてストライドも大きい。
胸のところまで腕を振るフォームは独特です。
あんな最後の力強い走りでゴールするなんて、この人はまだ伸びます。