![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/5e/a31c0ee6a61acb9817a5e64179178841.jpg)
昨日の京都新聞夕刊に先日行われた京都マラソンの記事が2つ出ていた。
一つは京都マラソンの完走率の記事。
市民マラソンでも「難コース」と言われた京都マラソンであったが、完走率は95.3%と予想以上に高かった。
平坦な道が少なく、中盤で高低差約30mの難所「狐坂」(斜度7%)が待ち受け、制限時間も東京、大阪、神戸などに比べ1時間短い6時間であったため、マラソン事務局では完走率は90%前後と予想されていた。
新聞記事でも多くのランナーからワースト記録などと紹介されているが、私のチームの参加者も芳しい記録ではなかったとの声が上がっている。では、なぜこの難コースで完走率が高かったのかが話題となっている。
「コースに対する厳しい前評判」に対して、マラソン初心者が敬遠したのではないかというのが一番大きかった要因らしい。
京都マラソンの参加者ではマラソン完走経験者が76%と他の都市マラソンに対して、突出して高い。
当初、当選した参加者から2000人もの未入金者が出て、補欠当選者を出したのはそういう要因だったろうか?
記事でも、来年のリピーターが今年の満足度を測れるのではないかと結ぶ。
もう一つの記事は京都新聞の女性記者の完走レポートから。
彼女は4時間8分で完走しているが、2つ気になる記事があった。一つは緊急車両が通るということで広沢池のところで数分間ストップしたという。結局、緊急車両は通らず、大会本部からの情報の適切な徹底ができなかったことで、こういう事態が起きたらしい。ランナーの事故に万全を期してほしいが、どこからどこを通るということは把握して指示は出してほしいと思う。
もう一つは走りにくかったコース。道幅の制限された北山通、下鴨中通、鴨川河川敷だそうだ。ペースを落とす人や歩く人と接触をせずに気を配りながら走るので、思いのほか走りにくかったそうだ。
鴨川河川敷は3mくらいの幅しかなく、たぶん川に落ちないように横幕が張られていたので、たぶん走りにくかったのだと思う。記者はたくさんの観衆の声援におされて完走できたと語っているが、これはやはり高校駅伝や女子駅伝での歴史が市民を動かせたのだと思う。
なぜ、延々と狭い河川敷を走らせるのだろう?川端通を南下させれば、広いしもっと景色も開けて見える。南北の通りなら十分河原町通、東大路で交通はう回できるのに…。
また、いろんな地点で交通規制でいつまで待たすのかと警備スタッフに詰め寄るダライバーも多々あったときく。
このあたりは、今回の反省点として来年の課題としていただきたい。
せめて、都市型市民マラソンというなら、斜度7%というようなコースはとりいれるべきではなく、初心者ランナーをも魅力に感じるようなコース設定をしてほしいと思う。
あわせて、交通規制によって京都北部から南下するのが困難な地域が出るような京都を西から東へ横断するコースは考えものである。
いずれにせよ、マラソン事務局は成功したと手放しで喜ばずに、ランナーにも市民にも喜ばれる大会を次回はめざしてほしいと思う。
*画像は京都新聞よりお借りしました。仁和寺前を東に向かう圧倒的な数のランナー
一つは京都マラソンの完走率の記事。
市民マラソンでも「難コース」と言われた京都マラソンであったが、完走率は95.3%と予想以上に高かった。
平坦な道が少なく、中盤で高低差約30mの難所「狐坂」(斜度7%)が待ち受け、制限時間も東京、大阪、神戸などに比べ1時間短い6時間であったため、マラソン事務局では完走率は90%前後と予想されていた。
新聞記事でも多くのランナーからワースト記録などと紹介されているが、私のチームの参加者も芳しい記録ではなかったとの声が上がっている。では、なぜこの難コースで完走率が高かったのかが話題となっている。
「コースに対する厳しい前評判」に対して、マラソン初心者が敬遠したのではないかというのが一番大きかった要因らしい。
京都マラソンの参加者ではマラソン完走経験者が76%と他の都市マラソンに対して、突出して高い。
当初、当選した参加者から2000人もの未入金者が出て、補欠当選者を出したのはそういう要因だったろうか?
記事でも、来年のリピーターが今年の満足度を測れるのではないかと結ぶ。
もう一つの記事は京都新聞の女性記者の完走レポートから。
彼女は4時間8分で完走しているが、2つ気になる記事があった。一つは緊急車両が通るということで広沢池のところで数分間ストップしたという。結局、緊急車両は通らず、大会本部からの情報の適切な徹底ができなかったことで、こういう事態が起きたらしい。ランナーの事故に万全を期してほしいが、どこからどこを通るということは把握して指示は出してほしいと思う。
もう一つは走りにくかったコース。道幅の制限された北山通、下鴨中通、鴨川河川敷だそうだ。ペースを落とす人や歩く人と接触をせずに気を配りながら走るので、思いのほか走りにくかったそうだ。
鴨川河川敷は3mくらいの幅しかなく、たぶん川に落ちないように横幕が張られていたので、たぶん走りにくかったのだと思う。記者はたくさんの観衆の声援におされて完走できたと語っているが、これはやはり高校駅伝や女子駅伝での歴史が市民を動かせたのだと思う。
なぜ、延々と狭い河川敷を走らせるのだろう?川端通を南下させれば、広いしもっと景色も開けて見える。南北の通りなら十分河原町通、東大路で交通はう回できるのに…。
また、いろんな地点で交通規制でいつまで待たすのかと警備スタッフに詰め寄るダライバーも多々あったときく。
このあたりは、今回の反省点として来年の課題としていただきたい。
せめて、都市型市民マラソンというなら、斜度7%というようなコースはとりいれるべきではなく、初心者ランナーをも魅力に感じるようなコース設定をしてほしいと思う。
あわせて、交通規制によって京都北部から南下するのが困難な地域が出るような京都を西から東へ横断するコースは考えものである。
いずれにせよ、マラソン事務局は成功したと手放しで喜ばずに、ランナーにも市民にも喜ばれる大会を次回はめざしてほしいと思う。
*画像は京都新聞よりお借りしました。仁和寺前を東に向かう圧倒的な数のランナー
駅伝のように交通規制の時間がまだ短いなら応援する気にもなるが、京都マラソンの交通規制と大量のランナーの足音、笛の音本当に迷惑しています。
走りたいなら誰にも迷惑をかけずに走るべきです。
実際そういうランナーも多数います。
彼らの印象が悪くなるのが気の毒です。