日本のコロナ対応への論評 外国から見た評価が配信されていました。
日本のコロナ対策「奇妙な成功」 低い死亡率、米外交誌が論評
5/15(金) 12:47配信 共同 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000101-kyodonews-int
【ニューヨーク共同】米外交誌フォーリン・ポリシー(電子版)は14日、東京発の論評記事で、日本の新型コロナウイルス感染対策はことごとく見当違いに見えるが、結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国の一つであり「(対応は)奇妙にもうまくいっているようだ」と伝えた。
同誌は、日本は中国からの観光客が多く、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保も中途半端と指摘。
同誌は、日本は中国からの観光客が多く、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保も中途半端と指摘。
感染防止に有効とされるウイルス検査率も国際社会と比べ低いが「死者数が奇跡的に少ない」と評した。
さらに「結果は敬服すべきもの」とする一方、「単に幸運だったのか、政策が良かったのかは分からない」と述べた。 【共同】
★★在米日本人作家さんの寄稿もありました。★★
ニューヨークと東京では「医療崩壊」の実態が全く違う
米国と同じ医療崩壊という形容でも、ニューヨークと東京は全く違います。ニューヨークの場合は感染者34万人、死亡者2万7000人というまさに感染爆発のなかで、可能な例外措置をどんどん投入しつつ、救命できなかった例が多く出たわけです。
一方の東京都の場合は、感染が4997人、死亡が203人。死亡者数で言えばニューヨーク州のまさに100分の1、人口あたりでは67分の1ですから、感染爆発は阻止できたと言っていいでしょうし、指定医療機関の制度や指定された病床が一時的にあふれた中で、原則として柔軟な例外措置を控えたために起きた問題と言えます。
ですから、同じ医療崩壊といっても、ニューヨークと東京の場合は全く内容は異なります。そして、全体としては東京はなんとか持ちこたえ、ニューヨークは事態を後追いするだけで精一杯だったのは客観的事実だと思います。
それにもかかわらず、ニューヨークの場合は知事への信頼も高く、医療従事者への称賛の声にあふれているのは、あくまで文化的な問題だと思います。
一方の東京都の場合は、感染が4997人、死亡が203人。死亡者数で言えばニューヨーク州のまさに100分の1、人口あたりでは67分の1ですから、感染爆発は阻止できたと言っていいでしょうし、指定医療機関の制度や指定された病床が一時的にあふれた中で、原則として柔軟な例外措置を控えたために起きた問題と言えます。
ですから、同じ医療崩壊といっても、ニューヨークと東京の場合は全く内容は異なります。そして、全体としては東京はなんとか持ちこたえ、ニューヨークは事態を後追いするだけで精一杯だったのは客観的事実だと思います。
それにもかかわらず、ニューヨークの場合は知事への信頼も高く、医療従事者への称賛の声にあふれているのは、あくまで文化的な問題だと思います。
日本の場合は、全体的には成功しているのに反省的であったり、批判が絶えないわけですが、これもそういう文化だからだと思います。
こうした日本の厳密なカルチャーは、限度を超えた異常事態には弱いでしょう。
こうした日本の厳密なカルチャーは、限度を超えた異常事態には弱いでしょう。
良いのか、悪いのか、結論は来年以降になるでしょう。
世界の誰もが対処法の正解が分からない現在。
今は責任のある人々が懸命に最良と思われる方法を試している中で、責任の無い輩が いろいろな批判や指摘をすることなく、国や県に頼ることなく、自分は武漢ウイルス攻撃とどう対峙すべきかを自身で考えて対応する態度が必要かもしれません。
特に今回は私権の制限もなく穏やかな自粛で済んでいるから良いのですが、強権を発動しなければならない、本当の非常事態が今後来たら弱いと思います。
私も最近は自粛生活で、報道ばかりに目が行って愚にもつかない記事ばかりアップしています。
こんな状況からなのか、責任の無いような輩がいい加減な批判や指摘をあちこちでしていますが今はその時期ではないと思います。