旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

1970年 東京モーターショーガイドブック 【軽自動車】

2015年06月11日 | 想い出
軽のスポーツカー 三菱ミニカ70′GSS
【38PS、3.9㎏、41万5千円。最高速度120㎞、燃費未発表】
当時、軽には珍しい砲弾型ミラーとフォグライトの4つ目ライトが装備されており高出力で軽自動車離れした人気車でした。

三菱ミニカ スーパーデラックス
【34PS、3.8㎏、39万3千円。最高速度115㎞、燃費L/28㎞】
当時の三菱motorの車は、価格は高いが、高性能。が、売りでした。


スバル360
【25PS、3.5㎏、30万9千円。最高速度110㎞、燃費L/28㎞】
今でも人気のある「てんとう虫」
フニャフニャのサスペンションとペラペラボディ、助手席の人と肩を触れ合わせる車内の狭さ、後席は足を置く場所がなく、夏は蒸し風呂車内で、一寸した坂でも登れない程の非力で、ギアを落とそうにもシンクロが無くて一旦止まらないとローに入りません。ダブル・クラッチを踏める人しかスムースに運転できませんでした。


新型・スバルR2デラックス
【30PS、3.7㎏、38万円。最高速度115㎞、燃費L/28㎞】

この新型が発売された時には、「パワーがある」「室内が広い」と、てんとう虫からの飛躍的な進化に驚いたものでした。


ホンダZ・GT
【36PS、3.2㎏、42万8千円。最高速度120㎞、燃費L/28㎞】
リッター100馬力。当時のホンダの特徴で、超低価格・高回転高出力。
当時珍しいFFで、室内は広いのですが曲がっている途中でブレーキを踏むと横転するクセが顕著で、N360も横転車両が続出していました。


ホンダNⅢタウンカスタム
【27PS、3.0㎏、37万8千円。最高速度105㎞、燃費L/28㎞】
スバル360と比較すればとてもハイパワーなホンダを印象付けた車



スズキフロンテSSS
【36PS、3.7㎏、39万9千円。最高速度120㎞、燃費L/24㎞】

スズキの最強バージョン。ポポン・ポポンという排気音が特徴的な2サイクルエンジンが快調でした。


ダイハツフェローМAXスポーツ
【40PS、4.1㎏、39万円。最高速度120㎞、燃費L/24㎞】

軽で最高出力の360cc40馬力。リットルあたり100馬力あればスポーツカーと呼ばれた時代に驚くべき数値でした。


マツダキャロル 4ドア
【20PS、2.4㎏、37万円。最高速度94㎞、燃費L/26㎞】

4ドア・水冷で車重も重く、故障も多く非力。内装が他車より少し凝っていました。


マツダキャロル 2ドア
【34PS、3.8㎏、34万5千円。最高速度94㎞、燃費L/26㎞】

実用上は車内が狭くなっただけというクリフカットというリヤガラスのデザインが注目されました。

※1967年にホンダが軽で31馬力という常識はずれのN360を31万円という低価格で発売したのを切っ掛けに 軽の高性能化が盛んな時期で各社が新型車を続々と投入していたころが思い出されます
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