カシオ電卓よりずっと前の 『ポケット計算機』

ポケット計算機株式会社の『ポケット計算機』
製品の作成・販売年度は分かりません。　多分昭和４２年（１９６７年）以前と推測。 もうすぐ半世紀。


ノートのような表紙蓋を閉じれば　大きさは　幅５．５センチ、長さ１２センチ、厚さ７ミリ、全重量７０グラム　と　超小型・軽量。
ワイシャツの胸のポケットに５～６台くらいは楽に納まります。

これで、加減乗除全ての計算が瞬時にできる仕組みになっています

本体・ケースと取説及び計算用の金属ペン。 そろばんと同じく、電池などは使っていません。


取説の一部


『ポケット計算機』を使った競技大会へのお誘い記事

そろばん、計算尺がそうであったように『全国規模の競技大会』があったようです
※大会賞品など

　優勝者１名に　　　自家用自動車（スバル３６０）
　２位２名に　　　　１４吋テレビ
　４位から７位に　　トランヂスターラジオ
　８位から１５位は　トースター
　１６位から３１位は煙草セット

　東京大会参加者全員に東京見物ご案内、１泊の宿泊費と日当１０００円
１４インチのテレビやタバコセットが景品だったり日当千円とか、なにか善き時代を感じさせられる記述ですね。