旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

素敵なお店 カレーハウスCoCo壱番屋

2019年04月22日 | その他
4/21(日) 7:47配信のNIKKEI STYLE
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190421-00000005-nikkeisty-life&p=2
にあった記事
(聞き手は南毅)
宗次徳二1948(昭和23)年、石川県生まれ、67年愛知県立小牧高校卒。不動産業を経て、74年、喫茶店を開業。78年に「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業。98年に会長、2002年に創業者特別顧問に退いた。07年、総額28億円を投じ、「宗次ホール」を名古屋市に設立した。NPOイエロー・エンジェル理事長。


借金返済、楽しかった 「ココイチ」創業者・宗次さん


「借金が増えて 『苦しい』 と感じたことは一度もない」 と振り返る宗次さん (名古屋市の 「宗次ホール」 で)

国内外1450店を超えるカレーチェーン 「カレーハウスCoCo壱番屋」 (ココイチ) を展開する壱番屋。
創業者の宗次徳二さん (70) は子供のころ、電気代も払えないほど家が貧しかった。 「ココイチ」 を広げるための借金も一時、155億円に膨らんだ/font>が、 「苦にはならなかった」 という。
53歳で経営から退いた後は名古屋市で私設音楽ホールを運営するなど地域貢献にも熱心だ。 「個人のお金は死ぬまでにすべて寄付に充てたい」 と考えている。

――壱番屋の社長時代は店を広げるために多くの資金が必要だったそうですね。
  「お金は地元の信用金庫から積極的に借りました。始まりは名古屋市で開いた喫茶店です。 開業資金700万円のうち500万円を借りました。そのときのメニューだったカレーがヒットして 『カレーハウスCoCo壱番屋』 を創業。 夫婦で店を切り盛りし、数を増やしていきました。
 当然、借金は増え、ピーク時には155億円に膨らみました」

「借金が増えて私たち夫婦が 『苦しい』 と感じたことは一度もありません。むしろ 『日商6万円』 といった目標を達成し、借金を返すことが楽しかったのです。毎朝4時に起き、お客様から届いたアンケートのはがきを読み、日中は時間を見つけてはチェーンの店舗を回り、経営のヒントを探る。夜遅くまで身を粉にして働くのが自然で、借金を返す自信はありました」

養父に喜んでもらうため、パチンコ店でシケモク(吸い殻)を集めて吸ってもらった

■電気代すら払えなかった幼少期
――子供時代はどのような環境で過ごしたのですか。
「お金には大変苦労しました。幼少期に育ててくれた養父は、日銭を稼いでは競輪にすべてを投じました。電気代すら払えず、ロウソクに火をともす生活。 『家具』 と呼べるのはリンゴ箱だけ。
私はよくパチンコ店でシケモク (吸い殻) を集めて養父に吸ってもらいました。そんな養父でも、喜んでもらいたいとの一心からです。こうした経験が 『お客様に喜んでいただきたい という私の外食業におけるサービス精神につながりました」

――幼少期の経験をどう事業に生かしたのですか。
「店でも 『笑顔で接客』 の姿勢を最も大切にしていました。
値引き販売をしたことはありません。名古屋の喫茶店のモーニングは、一般にトーストや卵、ピーナツなどいろんなものを無料で提供しますが、われわれは有料にしました。値引きでお客を誘うようなことはせず、 『笑顔の接客』 で利益を出したかったのです」

■音楽ホール、助け合いの精神広めたい
――経営から離れた後は、音楽ホールを立ち上げました。
「高校1年生のとき、友達からテープレコーダーを5000円で買いました。精米店や豆腐工場の店でアルバイトをして払った記憶があります。レコーダーでテレビのNHK交響楽団の演奏を録音し、 『音楽はいいな。人の心を穏やかにしてくれる』 と実感しました。音楽ホールは引退前にためたお金で、社会貢献の一環として始めたのです。愛知県の小中高校の吹奏楽部に、多くの楽器を寄付しています」

「コンサートホールの運営は難しく、やればやるほど赤字が拡大します。ただ、これはあくまで地域貢献。余裕のある人が余裕のない人 (音楽家など) に手を差し伸べる、という助け合いの精神が広がればと考えています」


自分のためのぜいたくはむなしい。人はおしゃれより中身が大切だ

■優待品はほとんど人にあげる
――資産運用はしていますか。
「引退後、株主優待銘柄への投資を始めました。吉野家ホールディングスやくらコーポレーションなど、外食の約10銘柄です。基本的に1000株ずつ取得しています。優待品は自分ではほとんど使わず、人に差し上げています。そのための投資ともいえます。外食チェーンの株価は基本的に堅調です。長期投資の姿勢で、日々の株価はあまり意識していません。あと、数十万円分のウィーン金貨を持っています」

――お金をたくさん持っていると、自分のために使いたくなりませんか。
自分のためのぜいたくはむなしいと思います。いま着ているワイシャツは980円、シワが気になる背広は1万9900円、靴は3980円です。時計は7800円のものを数年間、使っています。私は安物が好き。人はおしゃれに多くのお金を使うより、より中身が大切だと思っています。自分一人で飲み屋さんに行くこともありません」

――今後はどのようにお金と付き合っていきますか。
私個人のお金は、死ぬまでにすべてを寄付に充てたいと思います。音楽関係の学生やプロゴルファー、弁護士、会計士……。夢に向かって一生懸命の人の多くは、お金に困っています。寄付すると、多くの人が感謝してくれたり、活動の報告をしてくれたりします。私は資産を持つゆとりのある人に対し、資産の1%を福祉活動や芸術・スポーツ活動に充てるよう提案しています。助け合いの輪をもっと広げていきたいですね」

(聞き手は南毅氏)

 いゃあ~、考え方が前向きで、質実剛健。過去に土光 敏夫さんという経団連の会長さんが毎年盆暮れに必ず安物ですがインスタントコーヒーギフトセットを持って御挨拶に来てくれましたが雰囲気がとても似ています。
 質素で、謙虚で、考え深くて、他人思いのところがそっくりです。こういう人が今でも居るんだと嬉しくなりました。ココイチ頑張れ!
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