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日本製品【自転車】~能登・千里浜渚ドライブウエイ

2020年09月26日 | 旅行
米国ニュースウイーク誌の記事に。。。
コロナ禍の世界が熱望する「日本製」 揺るがぬ信頼を日本は自覚せよ
ニュースウイーク誌 6/3(水) 13:35配信 <本誌2020年6月2日号掲載> https://news.yahoo.co.jp/articles/4851052802eefd40cc98fee3addfc0de03312757?page=1

<インバウンド消費が見込めない今、国内の製造業を見直してみるのはどうだろう>

  ヨーロッパとアメリカに新型コロナウイルス感染が広がった2月末から、私の元には、海外在住の友人知人やそのまた友人から頻繁に連絡が来るようになった。皆、同じことを私に訊いてきた。「マスクはない?」「防護服はない?」「体温計はない?」。
 そして同じことを付け加える。「日本製で、ね」 私も最初の頃はツテを頼っていろいろと調べてみたが、今どき日本製なんて売っていない。日本で流通するマスクの7割は中国製だし、防護服も輸入品がほとんど。体温計も皆、日本の有名メーカーの物を欲しがるが、海外の人が欲しがる非接触型は日本ではメジャーでないし、そもそも一般人には手に入らないくらい需要が逼迫している。 そう答えると、皆がっかりして同じことを言う。「日本ならどんどん製造できると思ってたよ。いま必要なものがすぐ作れるのが日本だったでしょ。どうしちゃったの、日本?
 
  しばらく前から、利益率の低いものや単純な構造のものは人件費が安い中国や東南アジアで製造して当たり前、そうしないと利益が出ない──が日本人の認識だ。しかし、海外ではいまだに日本製への信頼が厚いことを今回の件で目の当たりにした。日本製品だけでなく、日本人に対するイメージも高い。
 クレバーな日本人だから、マスクも防護服もさっさと増産できるでしょ、という感じだ。だから、私が「日本の状況も欧米と同じ。より製造コストの低い国に工場を移してしまっているから、日本国内の製造業は空洞化している。日本も他の国の状況と変わらない」と言うと一様に驚く。日本どうしちゃったの? と。 そして私が「中国製ならあるよ、調達して送ってあげられるよ」と言うと皆、それは必要ない、と言う。
 中国製なら彼ら彼女らの国でも手に入るが、欠陥品の割合が高く、使い物にならないと問題になっているそうだ。彼ら彼女らの国ではそれが大きな問題となっており、とにもかくにも日本製が欲しいのだそうだ。 
 なぜこんなことになってしまったのだろう。今の日本でマスクや防護服、医薬品、医療器具の製造工場に余力があれば、いくら作っても売れるだろう。でも残念ながら、日本国内で必要な分でさえ、十分に調達できているとは言えない状況だ。
  

<逆回転を始めた世界>
これは、とどのつまりは、世界中の消費者がより安価な商品を望み、世界中の企業がより多くの利潤を上げられる製造場所と製造方法を選び、企業の株主がより高い利益を企業に求めた結果である。
 新型コロナウイルスの感染が始まるまでは、国境線ってまだ意味あるの? 国の役割ってナニ? と思うくらい、グローバル化が進んでいた。安く製造できるのならばどの国でも構わない、利益を上げるのが正義である──という具合に。
 今後少なくとも数年の間は、多少高価でも信頼できる製品が世界中で必要とされるだろう。 日本人の想像を超えて、世界ではまだまだ日本製品と日本人への信頼が高い。インバウンド消費もしばらく期待できないなか、国内の製造業の力をいま一度見直して、再び世界の市場を制覇するくらいになってほしい。まだ間に合うはずだ。
 <ニュースウイーク誌 2020年6月2日号掲載>

🔶🔶🔶日本製品について こんな話🔶🔶🔶
先日の旅先でレンタル自転車を借りました。
能登千里浜「渚ドライブウエイ」

レンタル自転車屋さんの話では
もう3年使っているとのことでしたが手入れ状況もあるのでしょうが新品のような状態。


返却時にレンタル業者の方に「綺麗にしていますね」とお礼を言うと
「前には、輸入品の自転車を使っていましたがいくら整備していても直ぐに壊れたり見てくれが悪くなって評判が悪かったので・・・」
と話してくれました。
 前にレンタルしていたC国製自転車は勿体ないので、今はご自分で使っているとのこと。見せていただきました。
各部の部品もステンレスを使わず、メッキも粗悪なのでサビが出ています。
塗装も同じで塗料も塗装方法も違うのでしょう。

プラスチック部品のペダルも反射鏡は外れて、ペダル本体も劣化してヒビ割れと欠けが出ています。


車体のフレームの造りかたも決定的に違っていました。
フレームパイプの接合部
筒に入れてから溶接しておらずそのまま2つのパイプを溶接しただけ。手間は省けます。

日本製自転車のフレームパイプの接合部
フレームパイプを受ける口が設けられており、接合するパイプは中に差し込まれて溶接されています。

ちうごく製の自転車
こちらのフレームの取り付けも同じく溶接だけ。
塗装部もサビだらけ。折れても不思議はありません、消費者の安全なんかクソくらえ!です。

安い方が良いのも分かります。頑丈・丈夫が正しいとは限りませんが 造るときに手間がかかって経費も少しかかるけど頑丈で20年ほどは乗れて、ゴミにならない。 結局は地球にやさしい、エコ、グレタさんも喜ぶでしょう。
  
価格的には日本製は中国製に比べて3割から4割増しだそうですがレンタル自転車屋さん曰く「結局は日本製が安上り。丈夫さだけじゃなく家族には安全性からも日本製しか乗せません」とのことでした。
 

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2 コメント

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まさにその通り!! (maru36)
2020-09-26 14:05:59
私のいう事ではないですが
まさにその通りです!!
作り方が違うんですよね~
それは、この国の人間もわかっています。
この国では、日本の考え方 クオリティーの求め方を
日本的変態的クオリティーと言われます。
消費者の側に立っていないんです。
それを交渉するのは、大変ですよ~
返信する
maruさん (ブログ管理者)
2020-09-26 14:30:28
人件費の安さでそちらのお国で造るのは賛成ですが、技術が盗まれるのと手抜き、材料のサイレントチェンジは止めてほしいものです。
返信する

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