本日 台湾国民党の李登輝総統(元)が97歳で永眠されました。
ウキペディアからエピソードを引用してご紹介し、ご冥福を願います。
🔶中華民国政府の要人でありながら一番得意とされる言語は日本語と言われる。それについで台湾語、英語となり、一番苦手なのは北京語で、非常に台湾訛りが強い。
🔶日本文学を多く読み、岩波文庫の蔵書数を誇ったり、日本のオピニオン雑誌『中央公論』『文藝春秋』を愛読するなど、情報処理や思考の面で多く日本語が介在しているとされる。
そのため、記者会見など公の場でも特定の単語を日本で定着している呼称をそのまま現地語で発音することがあり、台湾では「波斯(ペルシア)湾戦争」と表記される湾岸戦争を「湾岸戦争」のまま中国語読みしていた例も確認されている。
また、文恵夫人を日本語読みで「フミエ」と呼ぶこともある。
🔶親日の政治家・言論人として知られる。台湾の公人でありながら自らを「22歳まで日本籍だった」と発言するなど、親台派からその親日ぶりが高く評価されている。
🔶靖国神社問題では2007年5月末から6月初旬にかけて訪日した際、日本外国特派員協会で開かれた記者会見で「“靖国問題”とは中国とコリアがつくったおとぎ話だ」と発言した。
🔶台湾も領有権を主張する尖閣諸島を「沖縄県に属する日本固有の領土」であるとし、2008年9月24日には訪問先の沖縄で再び日本領土だと発言した。
また、尖閣に就いて、「おネエちゃんがきれいだからといって、私の妻だと言う人間がどこにいるのだ」「尖閣諸島周辺はよい漁場で、沖縄の漁民はかつて、同漁場でとった魚を台北に売りにきた。 沖縄県当局は、日本が統治していた台湾の台北州に尖閣諸島周辺の管理を委託していただけ」「第二次世界大戦後、沖縄の行政権はアメリカが掌握し、その後、日本に返還された」「日本の自衛隊が、この海域の防衛に責任を持つことになったが、台湾の漁民は(尖閣諸島周辺で)操業することが習慣になっていたことから問題が発生した」「1972年になってから『尖閣諸島は中華民国領』と主張したことで、問題が発生した」「台湾が他人の場所に行って、魚がとれただけでも上出来だった。それを自分の『戸籍』に入れようとは、あまりにも幼稚」と、台湾が尖閣諸島の領有権を主張していることを皮肉ったという。
李登輝の発言に対して中国のインターネットユーザーは、李登輝の発言の記事を掲載したサイト「環球網」にて、李登輝を「日本の犬」「売国奴」「まだ死んでいないのか」「特殊工作員を送り、一族皆殺しにして、子孫を根絶やしにしろ」などといった、李登輝に対する罵詈雑言が飛び交っているという。
「文芸春秋」のインタビューで李登輝は「前にも言ったように、尖閣諸島は日本の領土だ。日本は道理に合わないことを言う中国に譲歩する必要はない」と語ったことについて李登輝の発言に対し、台湾当局関係者が即座に反駁し、台湾総統府の羅智強報道官は「李登輝氏の尖閣諸島は日本領という発言は歴史事実に反し、しかも国家主権を侵害している」、国民党の邱毅は「李登輝氏の政権はとっくの昔に終わったのだ。いつまでも発言するな!」と批判した。
今の国民党は中国一辺倒ですが、李登輝総統時代は違っていました。
台湾の重鎮 台湾の良識 とても立派な政治家でした。
残念です。
尖閣に就いて、「おネエちゃんがきれいだからといって、私の妻だと言う人間がどこにいるのだ」については『支那に居るのだ』と教えてあげたいですね。おっと、桑原桑原。