旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

千葉県いすみ市 『房総の出雲大社』

2019年02月06日 | 観光地ではない旅行
房総の出雲さん 出雲大社上総教会
 先日は茨城県の 『常陸の国出雲大社』 ⇒こちら に行ってきましたが今度は 千葉県の 『房総の出雲さん』 に出掛けてみました。

 島根と同じ神明型の鳥居ですが、伊勢鳥居とは少し違って貫の部分が四角ではなく丸い穏やかな形です


出雲大社
島根の本家出雲大社はこちら


出雲大社の隣に日御碕神社も
島根の本家日御碕神社はこちら


日御碕神社
大国主命の祖神で、天照が祭神で日没を司るとされていますが天照が大国主の命の親神である訳がなく出雲の社より小さくて脇に置かれているのは好感が持てます。


説明板

向かって左に 『金毘羅さん』?

こちら?


香川県の 『金毘羅さん』 でした


境内の公衆トイレ


『このトイレは観光用トイレです。いすみ市オリンピック観光課』 との記載があります。
 千葉県もサーフィン会場として九十九里一宮町がオリンピック会場に選ばれたのでいすみ市までがオリンピック目当ての課まで作ったのでしょう。


トイレ脇には身障者用駐車スペースも


ここでは出雲も日御碕も金毘羅さんも摂社でしようから本社の 『国吉神社』

明神造りの朱鳥居 


魔除けの朱い鳥居から国吉神社の参道に入ります


道祖神が神域の鳥居の脇で悪霊が侵入するのを防いでいます


国吉神社の御由緒

1000年以上の歴史。御祭神は建御名方神。出雲系の神で大国主神の次子。百済から押し寄せた天照の孫と戦って敗れ、諏訪に落ち延びた神。諏訪神社の勧請で御祭神は28柱の神々が祀られ出雲の大国主命の分霊もされている由緒正しい神社。

国吉神社への参道


国吉神社社務所


国吉神社社殿


社殿裏の神木の大銀杏
樹齢推定300〜400年といわれる大銀杏です


末社・天王社等々


直近まで車で行ける足腰が弱った高齢者にも優しい施設でした
【駐車している車の右に見えるのが金毘羅社。出雲さんにも歩いて数歩。】


 島根県の出雲大社も鳥居から拝殿までは下り坂の参道でした。
 伊勢神宮のように神の権威をひけらかす為に、延々と歩かされ、登らされ、最後は門前で終わり。ピッタリと閉じた門外から拝ませていただくだけ。
 しかも庶民の願いは一切聞かずに庶民の現状に対する御礼のみに耳を貸すという傲慢無礼な神社ではありませんでした。
 大国主の命は皇族だけには祟りますがそれ以外の総ての人に優しい神様だと再認識させられる神社でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昭和の薫りのする街 | トップ | いすみ市 大原漁港 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

観光地ではない旅行」カテゴリの最新記事