こんばんは。
丹沢の山と湘南の海に挟まれた小さな丘の上でショップと教室の運営をしております。
今日はお店を臨時休業し、久々店長と出かけました。
2号店 その物件の下見でした。
海まで徒歩1分。地震が気になる湘南区域ですが、ここは岩盤の為少し安心できるようです。
これから古民家をリノベーションし、その後のこととなりますが 決めていかなくてはならないこと いっぱいですので
時間はかかります。決定しているわけではありません。
店長が決めていくことなので待ちましょう。
この物件の周囲には同じようにリノベーションされたイベント会場などが点在しています。
そしていろんなイベントなどが既に開催されているようです。
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時間 前後しますが、出かける前に地元の農産物直売所にいってきました。
ここは花の栽培農家が多い地域です。
カーネーションは全国で1位か2位のようでハウスはあちこちにあります。
矢車草を見つけました。
畑でも育てていましたが 雑草の中に紛れてしまい、いつの間にか絶えてしまいました。
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平凡で一番優しい色の矢車草の苗を二つ購入しました。
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矢車草を初めて見たのは小学校の2年生かそのあたり。
村はずれの一つ年上のさっちゃんちに行った時のことでした。
見たことのない花が沢山庭で咲き、その時はじめて矢車草という名前を知りました。
矢車草を見た感動のすぐあと、少し悲しくなりました。
私の両親は その時代には珍しく晩婚でした。
母35才、父44才。
クラスで一番の年のいった両親でした。
授業参観に来る時の母は普段どうりの着物姿をちょっとお洒落なものに着替えてやってくるのですが、
年寄りぽっく浮いてるようで嫌でした。
昭和30年代のこと。
勿論、若いお母さんたちは洋服です。
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さっちゃんちのお母さんは若い。若いおかあさんの庭に矢車草がある。
年のいった私の母さんの庭には無い。
と、思った瞬間、母に対して何故か悪いことを思い浮かべたようで、とても申し訳ない気持ちになって。
そのあと、今も矢車草はその時の感情を引きずります。
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写真は畑で絶える寸前のたった2本残った矢車草と、小松菜の種で生けた時の写真です。
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見出し画像は茎の弱った矢車草の花を摘み、同じく菜園で咲くカモミールの花も終わりを告げていたので
花びらをとってみました。
使用した花器、、、器は息子兼ショップの店長から数年前の母の日にプレゼントされた和食器です。
矢車草のファイルはちょっとだけ 申し訳ない気持ちと悲しさ,寂しさ、それらを包む優しさも閉じ込めています。
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