ちらっと見た番組...本質を汲み取る力

2021-03-26 21:40:23 | 日記

【本日の写真は(も)ブログ内容とは関係はありません。】

 

 

毎度のことながら今朝も夫が見ている、或いはつけっぱなしのテレビをチラ見する。

途中からで、この前にどのような会話がされていたのか分かりませんが、

山田洋次監督と志らくさんの対談はとても興味深いものでした。

 

本質を汲み取る力 についてのお話し。

 

現在は重箱の隅ばかり突く  そういう人は本質を見ることが出来ていない  と。

🌷

 

(イヤ!昔からもいたよ!と心の声。でもとてもとても同感です。して、自分の内にあるその類の突きも認める)

 

 

学生時代のこと。

学長はクリスチャンで、礼拝の時間もある学園でした。ある学部の入り口に、あえてその学部の学生に伝えたいと

「慧眼」(仏教用語)と墨で書かれた文字が。

 

心に響き、細かいことが気になる(突く)私にとっても忘れてはいけない言葉と!

 

毎朝(サボっていない日は)この学部前の「慧眼」をチラ見しながら奥にある所属学部へ。

🌷

本質を見る、見抜くことはちっぽけな私にとって今も大きな課題であり、

自分のあらゆるスキルの拙さとも大きく関係しているようにも思う。

 

 

面白い話では、20年ほど前に亡くなられている方ですが、

その方の講演で聞いた言葉、「見たものが手に入る、、、あなたはご主人を見たばっかりに~」

爆笑のお話でした。

 

何を見るか! 

隅を見るの?重箱全体を見るの?枝が気になる?葉っぱの一枚も!

森は見えてる?

今と5年先も!自分の人生に幕が降りる時ってどんな風なの?どうなっていたいの?

 

隅を見ていく生き方も

本質を見ていく生き方も

それぞれ。選択は自分。

 

 


今日の花  いつもの菜園から

2021-03-15 20:53:17 | 日記

今日の花

 

 

🌷

趣味という欄には 「家庭菜園」をいつも入れていた。

 

私の管轄はハーブと花、それに蕗やセリなど夫が関わろうとしないものを楽しむのですが、

たまにしか行かないし、作業はマメでないので雑草が占拠しがちな菜園?雑草園!

 

 

かたや夫はほぼ毎日。おかげで無化学栽培のお野菜でほぼ自給できている。

キノコともやしと山芋、レンコンを買うくらい。

(キノコは一度やってみようと用意した榾木を盗まれてしまったのです)

(山芋は今年チャレンジ予定)

 

そんな畑までの散歩は楽しい。

 

 

農道や畑の片隅、周辺の雑木林で見つけた植物との出会いはときめく。

 

生け花界から離れて自分のことを農花人と名付けていた。あるとき友人が野花人と呼んだ。ま、どちらでもよい。

 

今日は畑の周囲の雑木林でノイバラの垂れ下がっている枝に出会えた。

昨日に引き続き房咲き水仙を持ち帰ってきたけどなんか合わないというか、逆に

ピッタリしすぎる。

 

 

そこでベランダで咲いているクリスマスローズをと、、、

 

 

クリスマスローズに思い切ってハサミを入れた。

思いきる時は

気軽に生けようとしていたことが、

作品としての欲に変換していることがある。

 

 


ショップをオープンして更におもうこと

2021-03-11 21:10:29 | 日記

昔からアジアの子供たち、とくに貧困家庭やカースト下で生まれ育つ子供のことが気になり多少のボランティア(支援)を続けていた。

少しばかりの情報で判断していたにすぎないけど その時の自分に出来る範囲で。

 

👇オールドデリー:数年前、泊めてもらったアパートから撮影。

日本でカレー屋さんを経営している友人。祖国の親戚、兄弟たちの生活の面倒をみている。

 

 

👇ニューデリー駅そばのホテルから

 

あるとき、NHKのクローズアップ現代か何かの番組でバングラディッシュか東南アジアの

日本企業の生産に関わる子供の様子が放映されていた。

 

速さを要求される。

ミシンで指を切断する子供も。

作業員として不都合になった人はその後の仕事はない。

 

こうやって大量生産され「安い」価格ができあがる。

 

 

「安い」という背景には「負」だけではなく さまざまな状況は勿論あります。が、この二文字は私の心を痛めることが多い。

 

ショップをオープンして、

取り扱うものは生産者の想いを込めたものを中心にしている。

植物の一鉢も

 

バングラディッシュ、インド、ネパールなどからはフェアートレード製品を、今は使わせていただいている。

そのうち、知人の多い国でもあるので自分の足で行ってみたいとも思う。

 

👇ご近所さん。バングラディッシュ出身💛家族ぐるみのお付き合い。

 

生活雑貨は、それぞれの思い、理念ある問屋さんやメーカーから。

 

 

手づくりのアート作品は近場、湘南界隈の作家さんのものを。

 

作りての想い、使いたい人の想い、その橋渡しであるショップでありたい。

 

「安い!」「高い!」の言葉からの揺れが春の公園のブランコであるといいなと思う午後です。