おじいちゃん、近年は「地球温暖化」といって地球全体の気温が上がり、夏の気温はおじいちゃんの生きていた頃よりづっと高いよ。冬もめったに雪が降らないし、霜も降りなくなりました。
おじいちゃんの息子は毎年秋に彼岸花が開花した日を記していました。「早ければ冬は寒く、遅ければ日本のどこかに大雪が降って桜の開花が遅くなる」と言っていました。そのことでラジオに出たこともあるんだよ。
今年、北米では寒波が襲来し、ウクライナでは桜が開花するほどの暖冬になっている。ロシアはインフラを破壊し、電気を使えなくして寒い冬にウクライナ国民が耐えられなくなるというシナリオを描いたようですが、普段より暖かい冬となって思惑通りにはいかないようです。
寒くなって大地が凍りつくしてから戦車が動き回れるようになれば攻撃を・・と思っていたけれどいつまでもウクライナの土地はドロドロで、遠くから砲弾をやみくもに打つしかないようです。
暖冬が両軍に思わぬ事態を招いています。
金鶏勲章受賜詔書 昭和13年5月18日 戦死日です