12月30日ともなり、お正月の支度でみんな走り回っています。
小さい頃は今頃、毎年正義おじいちゃんが(おじいちゃんの弟やね)しめ縄を編んでいました。
山でウラジロを取ってきて、牛のえさに残していた藁を木槌のようなもので叩いて、長いところだけを選んで両手に「プシュ」と唾を吐きかけて、こすり合わせるように縄を編んでいました。
「このおじいちゃんが居なくなったら、誰がこのしめ縄を編むのだろう・・」と考えた時がありました。
いざ、その時がやってくると、当然のように父が編んでいました。「こうやって家の仕事は継がれていくのだなあ」と思ったことでした。
その父も亡くなって、「跡取りの弟は、縄を編むことができるのだろうか?」今夜集まるので聞いてみようと思います。
今は、しめ縄もあちこちの店頭で売られるようになり、自宅で作っている人はいるのだろうかと言う時代です。
「手仕事」というものが次第に無くなくなるとき、それとともに失うものもあると思います。
12月30日のひまわり
青空が背景だと、元気そうです
ロシア、ウクライナや軍事の専門家の皆さんのウクライナ戦争の今後の状況予想を見ますと、
「2,3年で終われば早い」「だらだら続いてしまう」「エンドレスの恐れがある」という残念な意見ばかりです。
ロシアでは7年間のアフガニスタン戦争で戦死した兵士が10万人だそうです。その10万人の戦死者をウクライナとの戦争でたった10か月間で出しているそうです。
こういったところからも、ロシア内部から反戦の機運が高まらないということにも、ロシア社会がいかに事由に意見を発せられない社会であるかを証明していると思います。
日本は例年になく寒い新年を迎えそうですが、ウクライナの人たちが極寒で過ごしていることを思うと、まだまだ甘いことです。