いつ生まれるか生まれるかと皆様注目のトクちゃんがとうとう、産みました。
とても難産だったと思います。山羊さんは比較的「お産は軽い」と言われているのですが
大変でした。お産に気が付いたのは破水したおりものを発見してからです。トクちゃんが震えが止まらない状態で腰か抜けていました。
大変だ、破水してからでは「ダメかもしれない」と焦りました。しかし気を取り直して大丈夫と言い聞かせ手を入れて引っ張り出すしかありません。
毛の生えた足が見えています。逆子です。袋も破けているので親子共に傷つけないようにゆっくりソロソロと1時間もかかったと思われます。難産でした。雄でした。2番目も蹄が先に見え逆子でしたので手をいれて出しました。雄でした。やれやれ終わったと一息つく。 トクは全然子ヤギを舐めたりせずうずくまったまま。窒息したら大変と乾いたタオルで生まれたての子ヤギの粘膜を拭く。なかなか取れないものだ。トクが何か変だと思ったらまた今度は頭らしきものが袋をかぶって顔をだしてきた。
座ったままの出産なので今度も引っ張りだす。
袋があるのでドドドーッと一気にすんなり出てきました。
3匹も大きなお腹にいたことになります。驚きました。雌でした。
一時は親子共々どうなることやら、初めての体験で慌てまくりの出産でした。
ソウダ「山羊のことなら長野支場に聞こう」と何度か電話をする。親切に
数々のヒントを教えて頂きました。なんとか無事に生まれることができました。
長野支場様有難うございました。
フォトアルバム「山羊たち」もご覧ください。
素晴らしい体験でした。皆様有難うございました。