イイダコーリングにはまっつてしまったのです。そちらも聞いてみてね。
ハツネミクのヴォーカロイドがうたいます。らららああじゅびじゅば、なんかが面白い。プルコードのさえずりです。
山に切り捨てられた倒木、杉、ヒノキ、クヌギ、などなど拾い集めるのは、思ったよりも大仕事であった。途中でチェーンソーが壊れ、はたまた薪を積み込んだ軽トラックが故障し、どうなることかと1週間たってしまった。どこにも売ってないであろう、プルコード独自のダイアグラムで焼いた、ライ麦のカンパーニュ(写真参照)。どうです?おいしそうではありませんか?皮がカリカリとしてキモ堅く、中はしっとりと麦がつまって固く、重たい。見た目はともかくこんなハードなカンパーニュってない。発酵の段階からいい香りがどことなく漂ってくる。おいしい予感がプルコードの隅々から漂ってくる。そして薪の煙、いぶかしさと共に溶岩を切り出して積み上げた石窯の熱。岩盤浴みたいにやわらかな地熱がジワーとひろがってくる。そして酵母菌と空気と麦が仲良く住み着いた部屋が出来上がりつつあるのだろう。プルコード全体がおいしさにつつまれカンパーニュの焼き上がりだ。最高、至福の一時、一口である。