なんと!免許不要、しかも20万円以下のお金で4人乗りの船外機付のお船が買えのですョ~。

スクーター、パソコンと同金額程度で、規制緩和のおかげで免許無くとも、船外機付のお船のオーナになる事が出来た。その航海記。

2) カヤック買うつもりが、何故ミニボートを買う事になったのか?

2011-04-10 21:17:06 | 購入前から購入後~初航海前まで

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カヤック買うつもりが、何故ミニボートを買う事になったのか?

私元々はカヤックにて、主に近くの川でボート漕ぎ運動でリハビリしようと考えていました。ここで私が一番迷ったのが、家のどこに船の収容場所を確保しようか?と言う事。

また川までどうやって運ぶか?いつも車に乗せて行かなければならないのか?その場合、川下りしたら、車のある場所までカヤックを持って戻らなければならないですよね。なのでやはり1人で持ち運び出来るタイプの物にした方が良いと結論付けました。そして家もあまり広くない為に、まず小さく畳めて収容出来るタイプの物を買おうとしたのです。そうなると次には2つの選択肢が出てきました。

1つ目は縮んだゴムの船に空気入れて膨らます船のタイプ。(通常ダッキーと言う。)

2つ目は骨組みを組み立てて、その外側にカバーをつけて船体を組み立てる、感覚的にはテントみたいな感じのタイプの船。(通称ファルトと言う。)

この2つのうちから、組み立てが楽そう。そして浮力が強くて沈没しにくいと言われている事から、私はゴム膨らまし式に今回は決めてみようと思いました。ここまで決まってもまだカヤック選びは終わりませんでした。次はどんなフィールドで船を漕ぐのか?という選択肢が出てきました。と言うのはカヤックには大まかに、

「海用に特化した物」

「緩やかな川か湖用で長時間遊ぶのに特化した物」

「激流下りに特化した物」

等々、これらの他にも色んなバリエーションが沢山あるのです。私はそのうちでもどうしても「激流下り」にチャレンジしてみたいと思ったので、ホワイトウォーター(白波が立つほどの激流)下りが出来る物を今回は買う事としたのです。そうして具体的な候補を2つ選びました。

セビラー・セビテックス・カヤック200DSと、激流下りではダッキー最強との呼び声高いAIREのリンクス2とです。

で実際にオークションでそれらの品をまさに入札しようとしていた矢先、1つ重要なこれらのダッキーの特徴を私は知ることとなりました。それは「風」に船が流されやすい、と言う事だったのです。ダッキーの多くでは、船底がのっぺらぼうの平で、これが原因。ゴムで船体が割りと軽い上に、一般の船の様にU字もしくはV字みたいになって水面下に船体が食い込んでいません。イメージ的に言うと水に浮かべた発泡スチロールです。クチでフーフー息かけてみなさいな。簡単に風に流されちゃうのですよ。コレと同じ事がダッキーでも起こるそうなのです。

私はかなり考え込んでしまいました。仮に湖や海に出た場合、天候の急変で風が吹いた場合、パドルやオールで漕いでも戻れないケースが実際出て来る。そして実は私は昔サーフィンで台風の日沖に流れて死に掛かった事もありますし、また荒れた日の海水浴場で、子供が乗ったボートが流されたのを救出した事もあるんですよ。だから風の恐ろしさをそれなりに知っている。知った以上、これが頭から離れませんでした。

では一体どうすれば良いのか?答えは風に負けない推進力を確保するしかないと思ったのです。そうです。カヤックに船外機を取り付けられないか?と思ったのです。しかし暗中模索したものの、よほど改造を施さないと無理な感じでした。

ここで私はカヤックにこだわるのを止めました。確かに細長くすらっとしたカヤックは私、カッコいいと思い未練ありました。でも・・・・。ええい!考えてみるとオールで漕ぐのは何もカヤックの専売特許ではない。ゴム膨らまし式のミニボートでもカヤックと同じ様にパドリングして船漕げば良いと考え方を変えたのです。

こういった経緯を経て私はゼファーボートのZR265RDX-Hと2馬力船外機スズキDF2のエンジンセットとカヤック用パドルを購入したのでした。

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