前の週に福島県磐梯山北の檜原湖から帰宅し、翌週は父の墓を野田市に作っあるので、その墓参りの後で近場の利根川にボートを出そうと考えた。という事で今回は野田。しかし野田と言っても広いので、今回のターゲットは利根川と江戸川の分岐点そばとした。ここまでは家から約1時間の距離で、しかも事前調査だとこの付近の江戸川の堰はカヤック乗りに人気らしい。選んだ理由はそれもあるが、その他の理由として、関宿城という名の博物館(地図の関宿三軒家↑の家みたいなマークがそれ)や、そのそばに道の駅があり補給、休憩、駐車等楽そうだったからだ。そいうことで現地に行き偵察開始。しかしなかなか良いボートを下す場所が見つからない。しかしなんとか出せそうなところが見つかる。まずは地図左の江戸川からの引き込み水路。しかしここは水が少し汚くて、出すのに躊躇してしまった。また偵察中という事で、別の場所を探す。しかし野田市側ではなかなか見つからない。なので利根川を渡たり「道の駅さかい」に行く。ここは県を超えて茨城県境町となる。ここも拠点にはなりそうだったが、土手にボート持って行くのに交通量激しい道路をまたがねばならないという事でだ断念。仕方ないのでちょいとここに車置かせてもらい土手の偵察に行く。この時に新しくボートアイテムとして購入した折り畳み式自転車を繰り出す。(笑)
これが有ると無いとでは今後のボート航海のルート取りの選択肢の幅が格段に違ってくる。例えば車が中々止めにくい私の自宅付近の都会系の川の場合、まず車で川にボートを運び組み立てておいて一旦帰る。その後この自転車に乗りボートまで引き返し航行に出る、というやり方が出来る様になる。また車からボート降ろして自転車のせて出港。後数十キロ航海し、上陸した場所にボートを一時置いて起き、道具とかに鍵かけたうえで自転車で車まで帰り、車で上陸地点に来てからボート回収という事が可能になったのだ。しかも私のボート行の目的は病気のリハビリにあるから、自転車もまた良しなのだ。で、話の前置きが長くなったが自転車で土手に向かう。境町は小さいながらも小江戸を感じさせる建物が幾つかあった。
そして利根川の土手に出る
渡し船の桟橋があった。ここを利用できないか、と思いつつ周辺を見回す、と!
立派な舟降ろし用スロープがあるじゃないですか!!という事で今回の航海はここからの船出と決定した・・・はずだったのだが・・・夜に入りキャンプ張ろうとまさに行動しようとしていた所、病気の症状が徐々に大きくなってくる・・・私は悩む・・・ここに泊まり明日出港する頃には症状が治まるか?それとも勇気ある撤退か?今ならまだ車運転してなんとか家に帰れる。でもこれ以上酷くなると、ちと洒落にならないところまで悪化の可能性もある・・・。
ということでただでさえ危険が伴うボートなので、今回は未練断ち切り撤収した。ただ場所は良い所見つけたので、その記録としてここに残しておく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます