Direct Energy Jm!

 日常の写真、趣味の山行を中心に書いてます 

大普賢岳遭難沙汰 Ⅰ

2013-12-11 | 日記





これから2年前の夏、8・27に行った大峰山系にある大普賢岳山行を書きます。

この山行から帰ってネットで調べてみると、大峰山ではここが一番遭難事故・道迷いが多いことが分かりました。

でも当時はそんなことは知る由もなく、前からねらってた普通の山でした。

当日、まず和佐又山キャンプ場の駐車場に車を停めるんですが

(昔ここのキャンプ場は子どもがまだ小さい時、大阪のバカ暑い夜にうんざりして

みんなて涼しい山で寝ようと思い、仕事が終わってから準備してオートキャンプした場所です。)

山行日は天気も良く、駐車場には9時前に着いたと思います。

キャンプ場のオバちゃんに料金を聞くと、半日500円・一日1000円とのこと。

ここも関西周辺の例にもれず、私道かは分かりませんが来るまでの道沿いをことごとく駐車禁止にして

上の駐車場(空き地)にしか停めれなくしてます。

なんでオバちゃんにはそこ行って帰って来ます、って500円だけ払いました。

どう考えても大普賢往復出来る時間ではありませんが、そこに置いてた登山届にも往復と書きました。

実際は大普賢・国見岳・七曜岳を縦走して帰って来る予定でした。

しかしここでのオバちゃんとのやり取りが、後の行動を左右することになるんです・・・・・・





天気もよく、前にキャンプした時に登山口まで行ってたんで、気持ちよく山に入って行きました。

途中には笙ノ窟という名所がありますが、ここは今までに経験のない不気味さで写真も撮れませんでした

そこは石の洞窟内に何体もの石仏が祭られてて、上から細かい水滴がシャワーの様に落ちてくる所で

この山行のもう一つの目的は、テントを張れる場所探しでもあったんですが、ここはさすがに不気味過ぎ!!!



そうこうしてる間に頂上に着きました。

ネットではここまでにも滑落・遭難事故があるみたいですが、鎖・鉄梯子があり、落ちたら死ぬやろな~~

って所はありましたが、そこはどこの山にもあるような程度のものでした。



この山行がデビューのLEKIストック。 ちなみに写真は水没故障したデジカメ内のSDカードに残ってた遺品です。



写真で見る様に、向こうの山には日が当たってる所もあります。(でも今見たら頂上に雲が・・・・)

ここで昼食をとりながら、万が一のことを考えて天気が崩れそうだと駐車場に戻ることも考えましたが

全然問題ないと、疑問の余地もなく当初の計画を実行することに。

ちなみに追い越してきた10人位の人達は、全員が大普賢岳往復の登山者でした。



国見岳・七曜岳の尾根は笹竹が見事で、途中一人岩に座り歌を唄ってた登山者を見ました。

ここはキャンプにはいいロケーションですが、夜中に寝ぼけて起きたら反対側の絶壁から落ちそうなんで(×)



これが尾根から撮った大普賢・小普賢岳。 雲が下りて来てますがその時は気にしてませんでした。 



でも短時間にこれほど雲が下りて来てます。

まだ下は晴れてるけど。。。。。

 ・・・・続く・・・・