いろいろ。

同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

ローグアサシン

2007-10-13 19:16:00 | 映画-2007年

「下手の横好きって」

ジェット・リーが主演のアクション映画。
しかも、相手役はジェーソン・ステイサム。『アドレナリン』以来、この人のファンになっちゃいました。
この期待の2人が主演だっていうのでけっこう期待してました。

見終わった感想は……え~っと、これはギャグで言っているのか~!?
何だろう、このヘンテコな日本描写は?

序盤、ジェーソン・ステイサムの相棒がローグに殺される。
んで、3年経ってもステイサムは、未だに相棒を殺したローグのことを追っかけている。
そして、中国マフィアと日本ヤクザの勢力争いに、リー演じるローグ(ここでローグの素顔が初めてさらされる)が結節点となって……
ってカンジで、『ブラックレイン』を彷彿させながら、ハードなアクション映画になるのかな~、とかなり期待してたんだけど。

この日本のヤクザってのが、なんだか妙なんだよ。
やたらと漢字がフューチャーされてるんだけどさ。
ストリッパーの全身に隈取り風な意匠で漢字を書いてみたり……まあ、これはこれで、ファッション感覚で良いのかも?しれないけど。
なぜか女性のポスターには「主人」。
「白湯茶房」という居酒屋風のレストランには、掛け軸風な雰囲気の壁掛けにワープロ打ちしたような書体で、「下手の横好き」とか「弱肉強食」などと書かれている。
日本に関する描写ってのが、みんなこんなカンジ。

こいつはハードアクションの皮をかぶったトンデモ映画だったようだ!

ストーリー自体はけっこうシリアスで、ラストのどんでん返しも、まあアレはアレで面白かったけど(オレ的には納得してないけど)。
でも、トンデモ描写のために、どうしても笑ってしまう。
ラストバトルは日本車のショップ(だと思う)なんだけど、やっぱり意味不明な日本が書いてあるし。
ラストの感動シーンでも、なぜか畳の上に招き猫(出来が悪い)が置いてあったりと。
細かいギャグ(制作側はギャグのつもりじゃないんだろうけど)のせいで、最後まで作品に入り込めなかった。
まあ、このトンデモ要素自体がオレ的には、別のベクトルで面白かったけど。

このトンデモ要素を抜けば、それなりにアクション映画としても面白かったとは思うけど。

ローグアサシン(映画館)
http://www.rogue-assassin.com/
監督:フィリップ・G・アトウェル
出演:ジェーソン・ステイサム、ジェット・リー、他
点数:5点


最新の画像もっと見る

コメントを投稿