TDU 建築学専攻 地域施設計画論

東京電機大学未来科学研究科建築学専攻
「地域施設計画論」成果物
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TDU 地域施設計画論

この講義では、車いす体験身体障碍の体験わかりやすさの再考、の3つの課題を通して、利用者・居住者の多様性に配慮した建築と都市の空間のあり方を実践的に学びます。  *「身体障碍の体験」「わかりやすさの再考」の一部には,個人情報保護および知的財産権保持の関係で,パスワードロックがかかっています。ご興味がおありの方は東京電機大学・山田あすかまでお問い合わせください。

2016 地域施設計画論:身体障がいの体験:弱視体験

2017-06-27 10:09:29 | 「身体しょうがいの体験」目次,公開可能

 

 

 

質疑応答

【弱視】

電大)フットサインをつけるという提案があったが,通行人が多いときには,足もとが見えないのではないか

回答)表示されているところに留まっているわけではない。「歩きながら見る」に特化した情報提示があるとよい

スタイリッシュ八角)弱視の人にとってわかりやすいフットサインを考えたときには,色なども活用すべきだったのでは

回答)まずは距離を詰めるところを考えた

骨折)フットサインについて,混雑時にフットサインを見ながら移動するのだと,見られないので,現状では上部に表示があると思う。混雑状況によって,動きが拘束されるのではないか。

都市デザイン研)境界が色々ある。黄色と黒のストライプは,強い境界線に見える。まちのなかでは,そういう境界線は消した方が良い。

積田研)まちによって選べた方が良い。電大では,スタイリッシュ系のステンレス製の製品を採用している。例えば京都だったら,茶色のセブンに連分があるように,街にあったサイン選びが必要。

建築意匠研)少なからず絶対に,色の見え方の特性のある人が居るということがわかった。設計者の良心というところもあるとおもうが,カッコイイからこうするということだけではうまくいかないと思う。