ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

このHPでもやっちゃおっかなぁ~

2004-11-26 20:00:00 | 日記

現在、わたくし〝あばば〟の人生で4台目となる車椅子を製作中です。
1台目を長崎市に補装具申請して、平成13年1月に給付してもらって
約4年で4台。という事は、単純計算して1年に1台。
おぉ~う、何とハイペースな車椅子製作なんでしょう。
でも最初の2台は大失敗だったので、実質2台と言った感じです。
最初の2台はK義肢と言う、主に義肢や装具の製作を行っている会社で
車椅子に関しての知識は皆無と言ってよい程で、
扱っている業者も日進やカワムラ・松永製作所どちらかと言うと、
日常生活を活発に動く車椅子ユーザーが好むメーカーと言うよりも、
施設用・病院用を多く扱っているメーカー。
種類のないメーカーと知識のない業者、その上に私の場合
一番にアドバイスを与えるべきPTの協力が得られない。
これで、身体・生活様式に合う車椅子の製作など出来る訳は絶対にありません。

2台目を作った時は、車椅子なんてこんな乗り心地なんだろうなぁ~と
思って乗っていましたが、壊れました。
本当に何度壊れたか数えられないくらい壊れまくりました。
購入後、1ヶ月半程経った頃からキャンパー角が狂ったり、
タイヤが回らなくなったり、激しい衝撃を加えていないのに
キャスターが壊れたりと・・・・・・
イロイロとトラブルが多かったのは確かでした。
仙台に行く前にタイヤを変えて旅立ちました。

仙台に行って、最初は車椅子テニスに興味があったので
福祉機器科の先輩(車椅子レース・長距離)が紹介された人で、
車椅子テニスをやっている車椅子業者のY氏でした。
その時、何や何や話している内に車椅子の話題が出て、
仙台市に補装具申請して車椅子購入する事になったのですが、
最初に区役所に相談に行って車椅子が私の手に入るまでの期間が
とてつもなく長かったのと、Y氏の対応の悪さ・アフターケアの悪さ
信用できない人柄をしみじみ感じる車椅子購入でした。
車椅子はアメリカのクイッキーの2HP、初めて自分の身体に合う
車椅子に出会えた事は良かったのですが、それなりに欠点もありました。
振動=下肢の疼痛に繋がるので、オプションで¥50,000程する
フロッグレッグというサスペンション付きのキャスターフォークを
付けていた割りには、大きな振動には良く機能するのですが、
細かな振動には全く効果なし・・・かなり期待はずれの感アリでした。
しかぁし、高いのよお値段が・・・クッションを除いて
約¥310,000也・・・・自己負担額約¥150,000也・・・・
まっ、高いモノはそれなりのお値段がするっという事でしょうか。
クイッキーの2HPに乗るようになったら、
作業中は(特に2年になったら)汚れるから、作業中は今まで乗ってた
MM-001に乗ろうと思っていたのですが、全然身体に合っていなくて
乗っている事が出来なくなりました。

3月、実家に戻ってきて困った問題が・・・・・
今まで小上がりになっていた和室が、あばばのテリトリーでしたが
畳から車椅子への乗り移りが困難だったので下の板の間に降りて来たので、
これまで畳で乗ってきた日進製の車椅子を乗る事になったのですが、
板の間に車椅子でいる時間と畳の上で車椅子でいる時間は、
明らかに時間が違うので車椅子如何しよう・・・・という問題が発生。
しかぁし、もちろん新車を購入するような経済的余裕はありませんので、
日進車or松永車の2車から選択するしかありません。
迷った結果、ロホクッションのロータイプ・2バルブを補装具申請で
購入して日進車に乗る事にしたのです。

申請後、散々待って手元に来たロホクッションは1バルブで
車椅子の奥行きにクッションサイズが合っていないので、膝裏の上付近に
変な圧が掛かるようになって褥瘡が出来るようになってきました。
もうこれは乗ってらんない!!とこまできてしまい、
耐用年数には到底届いてないですが申請することにしました。

で、この製作レポートをリンクさせて頂いている
よーのすけさんの『車椅子で彷徨えば』に掲載させて頂き、
相互リンクさせて頂く事になったのです。
そこで、二番煎じではございますが、この『あばばのおたけび』でも
並行して「くるま」で製作リポートしちゃおっかな。なぁんて思っちゃいまして、
さっそく製作しちゃいますので、「くるま」の方にもお越し下さいな。