鏑木清方 『若き人びと』(一部です)
上皇・上皇后両陛下は葉山御用邸へ一時、方違(かたたが)えの後にいよいよ、強いご希望でありました、赤坂仙洞御所へお移りに成られます。高輪の多くの人達のお見送りを受けました。美智子様の置き土産として白樺の木やプリンセス・ミチコの薔薇の花を植えていかれたそうです。ヘカテーさんが、激怒👊😡💢して書かれていました。
◆おにいさまへ・・・・◆(池田理代子先生原作)の強キャラ、一の宮蕗子様。通称・宮さま!!
上流階級のドロドロといえば🎵この作品です。
車中の上皇后様は一体どんなお気持ちでいらしゃったでしょう。
コロナが起きようと、ロシアがウクライナに侵略しようと、ロシアによる恐ろしい蛮行が世界中に知れわたっても、上皇后様の赤坂への想いは、いささかもお変わりになられず、遂に今月には数年越しの想いを遂げられるのです。
「お兄さま、涙が止まりません」
しかし上皇陛下は、赤坂に移られた後、もし記憶が混乱されて、高輪を恋しく思われる事態にならないか、ちょっと心配です。
(シロガネの目が節穴でなければ、高輪仮御所のお庭も素晴らしく見えます)
高輪仙洞仮御所に咲くお花。
お年を召されてもカメラを意識なさっての美しい美智子様。
上皇陛下は常にニコニコなさっておられます。
上皇陛下は常にニコニコなさっておられます。
しかし、
(何て狭苦しいお庭・・・・わたくしの美学「基準」には合わない)
他の方のブログで書かれていましたが、上皇・上皇后両陛下が葉山へ行かれるのは、方違えという縁起を担ぐ為に、行かれるのです。
御苑生菜々子(主人公)
「お兄さま・・・・マリ子さんのお父様の小説のなかに、こんな文章がありました。『誰かの為に傷付くか、もしそれが納得のいくものがあれば、たとえ、赤い血が全て流れ出ても、何も惜しくはないと・・・・』」
美智子様も上皇陛下の為ならば、多くの批判も何も受けても、何も惜しくはないのかもしれません。その点、紀子妃殿下も同じでしょう。良くお手本になさっておられます。
小林喜作
腹を括ったお覚悟を感じます。しかし上皇后様のような余計な言い訳もなさりません。
益田玉城 『桜下美人
その方違えと云うのは、
シロガネの手元にある『源氏物語図典』によると。
~陰陽道で、中神(天一神・てんいちじん)は八方を巡って、吉凶禍福をつかさどり、悪い方角を塞ぎ守るとされた。この神のいる方角(『方塞が』りという)に向かって事をなすことを避け、別の方角の家『(方違えの所』という)に泊まり、そこから目的地に行った。これを『方違え』という。~
ネットですと・・・・
~外出や造作、宮中の政、戦の開始等その方向の吉凶を占い、その方角が悪いといったん別の方向に出かけ、その目的地にならないようにした。~
難しいのですが・・・目的地に中神が居ると祟られてしまうため、一旦別の方角へと移るということです。つまり、高輪から赤坂仙洞御所直接移ると、中神に祟られてしまう(縁起が悪い)ため、葉山へと一時移られるのです。
方違えといえば、『源氏物語』の「空蝉」の話でしょう。
◆あさきゆめみし炎の章◆より
長年シロガネの手元にある・・・・(手垢にまみれた)あさきゆめみし大型本。これも実家に持って帰ります。最後まで手元におくでしょう。
光源氏
「朝になったらお迎えにまいれ✨」
そういえば不確かな事ですが、眞子夫人は単身葉山御用邸に行かれたとか。ハッ!もしや方違えの為に行かれて、その時に小室敬K氏が忍び込んで来て・・・・
「朝になったら迎えにまいれ」
とか言って、当時の眞子内親王を・・・・
信夫マリ子さん
でもまんざらでもない姫宮。
でもまんざらでもない姫宮。
想像するだけで、イヤー---!!
その後は周囲の目もくれず、突っぱ走られた姫宮。
栗原玉葉 『噂のぬし』
横道に反れてしまいました。😢⤵️⤵️。
イロイロと改革なさってこられた、上皇后様も平安朝以来の慣例には従うのはちょっと以外です。
そんな迷信何て、美智子様の強いご希望であれば、サッと祓えるのに。不可思議な事ですね。
布施長春 『阿新丸』
シロガネのお引っ越しは大部分は本ですので、毎日段ボールに積めております。大きい段ボールに詰め込んでしまうと、持つことも出来ませんので、小さめの段ボールに積めております。なかなか本棚の本が減らない有り様でしたが、それでも箱が増える度に、立ててある本も少なくなっております。
長年住んだ所ですが、あぁもう来月にはここには居ないのだなぁ~~と考え込んでおります。まだまだそう実感は沸かないのですが。
島成園 『つづみ』