ガキの頃よりと云うより物心ついた頃から人と競うことが
大の苦手だ。人と競って勝った試しが無い駆け足の
運動会何時もビリで注目を浴びる。朝礼で並べば一番前で
チビテストをやれば何時も0点音楽の笛やタンバリンもダメ
?音符のオタマジャクシが何だか解らないし、歌を歌えとオルガンの
前に立ってもモジモジ立っていて先生が弾き終わるのをじっと
耐えていた。今考えると、教育というものは互いに競い合い
学力の向上としていたんだろう。俺には、全く付いて行けなくて
敗れ早く義務教育が終わるのを待っていた。
中学終わるまでの9年間長かった。
卒業したら誰も競うこともなくて良いだろうと思っていたが、社会に
出たら競う事ばかりで全く身の休まることがないのでこれは大変な
ことだと思い何か策は無いのかと知恵の無い頭で考えて
敗れさる者は逃げれば良いと
未だに人を遠ざけて逃げまくり敗れさる者の境地に至る。
敗れざる者は、逃げ惑うことなりほらお前一緒に逃げよう