心勝り(こころまさり)とは、見かけより心がしっかりしていることです。
洋服というものが、定着してから100年ほどしか経ていないこの日本では、やっぱり洋服を着こなすという文化が未熟なのだと思う。
だから、私も皆も時々ブランド品を身に着けると誇らしげに歩く。安心理論だからね。誰からもダサいとは言わせないのだと思う。ブランド品をはずせば、何も挑戦できないし、オリジナル服は、とても常識的ではないから。
一方、心の形は、どうだろう?
ブランドの心は持ってますか?オリジナルな心を持ってますか?
他人に負けない強い心を持ってますか?
集団の中でも自分を貫いてますか?
だんだん、周囲の人間と同じ風潮に合わせようと思う若者も大人もこのごろ多くなってきたように思えます。
龍馬の言葉にも、「丸くとも、ひとかどあれや人心」とあります。
気骨のあるとこ見せんといかんぜよ、とでも、龍馬は高知弁で言い放しているのでしょうね。