Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

眠れる獅子=伝統技能=「そろばん」「習字」への目覚めと活性化 ACE Kids Academy

2015年03月02日 | お知らせ
人間性尊重の伝統文化の復活=日本のルネッサンス
眠れる獅子=伝統技能=「そろばん」「習字」への目覚めと活性化

皆様のご清栄をお慶び致します。

ところで、どんな分野の学問でも芸術・技能でも、一朝一夕には成熟に至りません。

そこでは、多くの人たちの情熱を傾け、生涯を掛けた(戦いにも似た)苦労の末に、漸く一歩の前進と成長・発展への足掛かりをつかむジグザグの歩みがあるだけです。

2000年に近い日本の歴史と共に生まれ歩み続けた人々の暮らしの中で、独創的な漢字やひらがなを生みだしてきた日本文化の結晶でもあり同時に華でもある書道や習字は言うに及ばず、戦国時代と言われたおよそ500年前に京都に伝来し、寺小屋教育の普及と共に庶民の商業と産業生活を支えてきた「そろばん」などは、正に、芸術文化とビジネスのそれ ぞれの分野においての伝統的文化的技能の最高到達点を象徴すると言えるでしょう。

その高いレベルの技能が、残念なことに、ワープロや計算機といった電子機器の発展が著しかった最近の数十年間(半世紀)においては、とりわけ大きく軽視されてきたことを率直に認めざるを得ません。

しかし、その電子機器は、手軽に文書作成や複雑な計算をも可能にしては来ましたが、人間本来の考え、創作する知的活動の楽しさとメリットを奪い、書道と計算技能を単純で無味乾燥な手作業にしてしまいました。

このことに気付き始めた現代人は、次第に書道や珠算における創造性や論理的思考と技能が生み出す刺激的で個性的な活動に、大きな楽しみと人間活力の増進という効用・メリットがあることに気づき、大きな価値を認め始めたのです。

このことは、いわば、ヨーロッパが経験してきた中世時代の神への窮屈な呪縛から解き放たれ、人間性解放の楽しさと効用を認め、その時代的潮流を謳歌することになった「ルネッサンス」にも似た「人間性尊重に目覚め始めた時期」と表現することができるでしょう。

即ち、ワープロやパソコン・計算機といった電子機器の呪縛から放たれ、筆を持っての書道や珠算を通じて、人間が本来個有している創造性や論理的思考能力の練磨や成長発展、そしてそれらの能力の駆使自体を楽しむと言った人間性の回復が望まれるようになったと言って差し支えないでしょう。

かくて、このような今日的な状況をもって、日本の伝統的文化(読み・書き・そろばん)のルネッサンス期を迎えつつあるのだと規定できるでしょう。

この様な時期に、岡村ゼミナールが勇気をもって珠算や習字の講座を開設し、現実に世間の多くの人たちに迎え入れられつつあることに対して、深い感謝の念を捧げる次第です。

                      平成27年3月2日 月曜日
                      岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
                      早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話講座
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