早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座
講座ごとに集客力の違いが大きく生じている主要原因
★社会生活上・日常(実際)生活上の必要度・役立ち度(効果)が、直接的(一次的)か間接的(二次的)か?
私どもでは、昨春において学童保育(OKAMURA Kids World)を、そして今春においては早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座を開設し、鋭意世間での周知度を高め、子どもさんによる利用を進めてきましたが、そこでは、現時点では、最も人気のある講座と利用度の低い講座との間で、およそ5対1とも見えるような極端な集客力・利用度の違いが見えてきました。
しかもこの違いは、開講直後以降、5か月間で日を追って大きくなってきたものです。
ところが、7月11日~12日(土・日)において、延べで7~8万人の買い物客が訪れるという巨大な集客力を誇る姫路市大津のイオン・モールで,珠算・習字・速読講座の無料体験レッスン講座を開設したところ、驚いたことに、体験レッスンの受講生数では、習字部門が135名、そろばん部門が129名、速読部門が84名でした。
速読部門は、通常は小学4年生以上が受講する例が多いため、幼児連れが多いショッピングモールでは速読講座においてではなく、珠算・習字講座に集中したことが言えるでしょう。
そこで、私どもの学童保育(OKAMURA Kids World)やACE Kids Academyにおける講座別のこの5か月間での集客力の大きな違いと、イオン・モールで体験した各講座における拮抗する人気の高さを見れば、かれこれつじつまが合っておらず、ではその理由は何なのかが大きな課題となってきています。
なぜなら、今後の営業・事業戦略にも大きな影響を与えるからです。
例えば、早期知能開発講座に、(a)ロボット科学教育や(b)珠算・囲碁教育講座をも追加することの可否につながってくるからです。
そこで、標記に挙げた「実生活上の役立ち度の違い」という物差しは、私が立てた仮説ですが大方は当たっているでしょう・・・
実際のところ、そろばん練習で培う直接的効果である≪正確さと速さ≫で天下無比の「計算力強化」という実利的効果は、学業面で言うに及ばず、社会生活上、職業上でも無限の役立ち度を示します。
その間接的効果である「注意力・集中力・忍耐力・記憶力・挑戦心の涵養・・・」などは枚挙に暇がなく、子供時代における最高度の「習い事」項目として、寺子屋教育が庶民の間で人気を得て発達普及した戦国・江戸時代以降において、玉座の位置を占め続けています。
そういった観点から見れば、読書・速読などの分野の学力練成は、広汎かつ高度な教養・知識の獲得上において必須の手段であるけれども、商業・ビジネスの道での成功の過程においては、これだけでは足りないことも明らかである。
矢張り、そろばん道での鍛錬も併せて必須と言えるでしょう。
習字については、これも教養レベルの高さや深さを示す重要な指標ですが、パソコンの利用が一般化した現代では、日常生活面での実利的効果といった側面で多少その重要度は下がり、そろばんや読書力の必要度には及ばないでしょう。
では英会話力はどうかと言えば、これは国際化が進むにつれて必須の知的分野になってきていますが、子供時代では、国語力の形成がそれ以上に重要視されるため、どうしても二次的な教養分野に位置せざるを得なくなっています。
社会人に於いては、とりわけビジネス生活上などで不可欠の教養になっていますが、子供時代に基礎力さえ培っておれば、必要性の生じた折に上級段階を狙って取り組めば、時間はかかっても間に合う面もあり、子供時代では、「生き死に」の掛かっている程の重要性はないものとみなされていることを否定できないでしょう。
かくて、(1)そろばん、(2)国語・速読力、(3)英会話力、(4)ロボット科学教育、(5)習字…そして(6)将棋・囲碁といった順で並ばざるを得ないでしょう。
ちなみに、将棋や囲碁は、知的能力の開発などの面で有効なことは明らかですが、ゲーム習熟における社会的実用的効果の方は、そろばんの場合ほどの普遍性や直接性がなく、子供向けでは、むしろそこにおいて養われた注意力や思考力・忍耐力・記憶力・挑戦心などの間接的効果の方が強調されざるを得ず、どうしても二次的に扱われざるを得ない所が誠に惜しいところです。
ロボット科学教育においては、科学的知識や思考力・推理力などの養成面で顕著な効果が見込めますが、学習用道具類の購入費面や月謝などの面で英会話講座同様に高額にならざるを得ず、この点が地方の庶民の懐具合には合いにくく、残念ながら泣き所となっています。
以上、早期知能開発講座での集客度の高低につき試案をまとめました。
皆様のご意見やご批判をいただきながら、洗練化できれば幸いです。
今後ともなにとぞよろしくお願いします。
平成27年8月5日 水曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座
講座ごとに集客力の違いが大きく生じている主要原因
★社会生活上・日常(実際)生活上の必要度・役立ち度(効果)が、直接的(一次的)か間接的(二次的)か?
私どもでは、昨春において学童保育(OKAMURA Kids World)を、そして今春においては早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座を開設し、鋭意世間での周知度を高め、子どもさんによる利用を進めてきましたが、そこでは、現時点では、最も人気のある講座と利用度の低い講座との間で、およそ5対1とも見えるような極端な集客力・利用度の違いが見えてきました。
しかもこの違いは、開講直後以降、5か月間で日を追って大きくなってきたものです。
ところが、7月11日~12日(土・日)において、延べで7~8万人の買い物客が訪れるという巨大な集客力を誇る姫路市大津のイオン・モールで,珠算・習字・速読講座の無料体験レッスン講座を開設したところ、驚いたことに、体験レッスンの受講生数では、習字部門が135名、そろばん部門が129名、速読部門が84名でした。
速読部門は、通常は小学4年生以上が受講する例が多いため、幼児連れが多いショッピングモールでは速読講座においてではなく、珠算・習字講座に集中したことが言えるでしょう。
そこで、私どもの学童保育(OKAMURA Kids World)やACE Kids Academyにおける講座別のこの5か月間での集客力の大きな違いと、イオン・モールで体験した各講座における拮抗する人気の高さを見れば、かれこれつじつまが合っておらず、ではその理由は何なのかが大きな課題となってきています。
なぜなら、今後の営業・事業戦略にも大きな影響を与えるからです。
例えば、早期知能開発講座に、(a)ロボット科学教育や(b)珠算・囲碁教育講座をも追加することの可否につながってくるからです。
そこで、標記に挙げた「実生活上の役立ち度の違い」という物差しは、私が立てた仮説ですが大方は当たっているでしょう・・・
実際のところ、そろばん練習で培う直接的効果である≪正確さと速さ≫で天下無比の「計算力強化」という実利的効果は、学業面で言うに及ばず、社会生活上、職業上でも無限の役立ち度を示します。
その間接的効果である「注意力・集中力・忍耐力・記憶力・挑戦心の涵養・・・」などは枚挙に暇がなく、子供時代における最高度の「習い事」項目として、寺子屋教育が庶民の間で人気を得て発達普及した戦国・江戸時代以降において、玉座の位置を占め続けています。
そういった観点から見れば、読書・速読などの分野の学力練成は、広汎かつ高度な教養・知識の獲得上において必須の手段であるけれども、商業・ビジネスの道での成功の過程においては、これだけでは足りないことも明らかである。
矢張り、そろばん道での鍛錬も併せて必須と言えるでしょう。
習字については、これも教養レベルの高さや深さを示す重要な指標ですが、パソコンの利用が一般化した現代では、日常生活面での実利的効果といった側面で多少その重要度は下がり、そろばんや読書力の必要度には及ばないでしょう。
では英会話力はどうかと言えば、これは国際化が進むにつれて必須の知的分野になってきていますが、子供時代では、国語力の形成がそれ以上に重要視されるため、どうしても二次的な教養分野に位置せざるを得なくなっています。
社会人に於いては、とりわけビジネス生活上などで不可欠の教養になっていますが、子供時代に基礎力さえ培っておれば、必要性の生じた折に上級段階を狙って取り組めば、時間はかかっても間に合う面もあり、子供時代では、「生き死に」の掛かっている程の重要性はないものとみなされていることを否定できないでしょう。
かくて、(1)そろばん、(2)国語・速読力、(3)英会話力、(4)ロボット科学教育、(5)習字…そして(6)将棋・囲碁といった順で並ばざるを得ないでしょう。
ちなみに、将棋や囲碁は、知的能力の開発などの面で有効なことは明らかですが、ゲーム習熟における社会的実用的効果の方は、そろばんの場合ほどの普遍性や直接性がなく、子供向けでは、むしろそこにおいて養われた注意力や思考力・忍耐力・記憶力・挑戦心などの間接的効果の方が強調されざるを得ず、どうしても二次的に扱われざるを得ない所が誠に惜しいところです。
ロボット科学教育においては、科学的知識や思考力・推理力などの養成面で顕著な効果が見込めますが、学習用道具類の購入費面や月謝などの面で英会話講座同様に高額にならざるを得ず、この点が地方の庶民の懐具合には合いにくく、残念ながら泣き所となっています。
以上、早期知能開発講座での集客度の高低につき試案をまとめました。
皆様のご意見やご批判をいただきながら、洗練化できれば幸いです。
今後ともなにとぞよろしくお願いします。
平成27年8月5日 水曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座