妻が亡くなってもうすぐで一周忌。9月の20日過ぎに中学の時の先生(渋谷智子先生)から電話があって妻の名前を聞いてきたので、気遣い無用ですよ。って言ったのですが数日後に、写経が送られてきました。今までお付き合いさせていただいた先生は渋谷先生ただ一人だけだったが、秋季彼岸という事でわざわざ妻のために写経していただいた。どんな慰めの言葉よりもどんな供物よりも嬉しい。それに写経を送るという事を知らなかったから「とってもかっこいい」と先生に電話し、11月に同窓会で会えるからその時改めてお礼をと考えていた。だが、この日からほぼ1か月後に先生は座椅子に座ってテレビを見ながら天国へ。88才だった。先生からいただいたお便りなどすべてのこっているのでもう一度読み直し、励ましや、お例文等々本当にありがとうございました。先生も多くの教え子に囲まれ、自分も先生と知り合えて幸せ者です。2016年は自分が最も大事に大切に思っていた妻、早知子、そして先生までもが亡くなった。自分もいつまで生かされるのかわからないがモチベーションが無くなってしまった。生きていく喜び、目的を見つけないと。
世の中、嘘で固めて何とか自分の都合のいいように・・・。
これが当たり前になりつつあることが危険。日本が壊れそうに思えて不安だ。
連日話題の東京都議会。TVのワイドショーで連日取り上げている。
まさに正義の味方、私こそ正しいと。木っ端役人は誰も責任を取らない。
責任と取らないから何もしないで入ってくるお金を湯水のごとく
もっともらしい屁理屈をつけて税金を使う。それを議員もいくばくかの
おこぼれにあずかろうと暗躍する。情けない国になってきた。
これからの人たちに本当にいい日本、強い日本を残せるように願う。
妻が亡くなって、間もなく半年。いくらかは寂しさに慣れてきたように思うが、でも、時折落ち込む。
生きている意味が無いように思えて切ない。
しかし妻と築いてきたいろいろなものを、きちっと処理して
子供たちに迷惑をかけないようにしなければというのが
今現在のモチベーションになっている。
今朝の朝刊に38歳の主婦とその子供達3人が、鴨川の海岸で無理心中を図ったとの記事を見た。
悲しい出来事だけど、死にたくないけど病で逝った人から見れば
どんな理由があれど、自らの生きる権利を捨てることは無いと。
生きていればなんかの解決への道があるはずだと、きっと怒ってるかもしれない。
無駄にするなと。 2016.07.05
妻が亡くなって間もなく5か月になるが、妻が使っていた部屋は当時のまま。
しかも仏壇がその部屋にあるから毎朝お線香をあげるたびに、当時を思い出して
悲しく寂しくなる。以前も書いたが月日が解決してくれると人は言う。
それはどのくらいなのだろうか。近頃は時々夢で逢うこともあって、夢であっても
ちょっと嬉しい。なにより夢でも会話できるのがいい。
今日から家族で行った初めての海外旅行先に招待で行ってくるが自分の感情に
どのような変化があるのかないのか自分でも少々興味がある。
妻は平成6年に乳癌を発症。以来抗がん剤、放射線治療、転移してから
サイバーナイフ、ガンマーナイフ、とあらゆる治療を行ってきた。
使える抗がん剤はすべて服用。そして21位年目に天国へ。
薬で髪の毛が抜ける、吐き気、内臓への影響などがん細胞には聞くからというが
結局長くて1年ぐらい抑えるだけの薬。治りはしない。
だけど、ほおっておくと寿命が短くなる。だから薬に頼ることになる。
そして体が壊れていく。悩ましい。
広告に「余命を宣告されてからの薬」など弱みに付け込んだような
広告をよく見るがほんとにそうなら、ほんとに治るなら、
なぜ国が承認しないのだろう。実績など示してほしい。