心をひとつにして祈る時

新型コロナウイルスが世界中で蔓延しています。不安で息が詰まりそうな時もあります。圧倒的な現実だけを見て、神の栄光に目を向けられない時もあります。病が蔓延し、デマが飛び交い、嘘がまかり通り、富む者は富み貧しい者がますます貧しくなり、疎外感と憎しみばかりが増してゆく、この世を見る時、信仰者であっても神に「なぜ」と、言いたくなる時もあります。全知全能の神の前で、私たちの祈りによって、神が一度思われたことを変更されるのか! という、ジレンマもあります。しかし聖書ははっきりと御霊によってイエス様に「求めなさい、祈りなさい」と語っています。『すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。』(エペソ人への手紙6章18節) この新しいウイルスがどこから来たのかは、私にはわかりません。しかし私たち人間に、おごりはなかったのか、慢心はなかったのか。そして、目を覚まし、祈っていたのか。何事も無い平凡な日々が、どれほど幸いな日々であり、恵の時はそこに、私たちの足元にあったことを、もう一度考えてみることは、とても大切なことでは、ないでしょうか。今は、それぞれのクリスチャンが、それぞれの場所で、その幸いな日々が、一日も早く、回復されるようにと、祈る時、では、ないでしょうか。世界中のクリスチャンが心をひとつにして祈る時、神はその祈りに答えてくださることを、信じて。
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