「納税するつもりはありません。」
政治倫理審査会で塩谷立が放言した一言は、自民党議員の許されない尊大だ。
「裏金が政治資金規正法に反することは反省するが、それは私の知らないところで起こった。私としては、資金は政治活動に使った、だから合法なので納税する気持ちはない。」
秘書の判断を含めて連帯責任を伴う政治屋の職務放棄が漫然とまかり通ることに、むなしさを感じざるを得ない。
特権意識、国会議員は、法律の上に生存する生き物である社会体制を専横国家、無法社会という。
放置社会を生きる自民党議員の矜持を疑う。
法律違反を知りながら、罰則に従わないでのほほんと生存できる輩が、今日も、関西万博、辺野古基地建設の利権にあずかりながら、うまいものを食って能書きを垂れている。制止できるものは、この国にはない。
植民地国家の限界を指し示す塩屋発言である。
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