2007年9月21日
スクオーラ・グランデ・ディ・サンロッコ→サンジョルジョ・マッジョーレ島→ムラーノ島→ゴンドラクルーズ
6時40分頃に起きて、恒例のクロワッサンを食べて出発した。この日も雲ひとつない快晴で、すでにたくさんの人が街を歩いていた。みんな何時に起きてんの?
最初の目的地はスクオーラ・グランデ・ディ・サンロッコという壁と天井が絵で埋め尽くされているらしい建物だ。歩いても行けるけどまずは始発駅のローマ広場まで歩き、テラスの特等席でヴァポレットクルーズをすることにした。これは何回乗っても飽きない。
S.TOMAというところで下車。そこからは「スクオーラはこっち→」の看板を頼りに細い路地を進んでいくと、「歩き方」に載っている写真と同じ、白い建物の前の広場にたどり着いた。
チケット5€を買って2階に上がると、確かに壁と天井が巨大な絵で埋め尽くされていた。うわー・・・と思わず言ってしまうほど手の込んだ空間だった。ティントレットという画家が20年の歳月をかけて描いたらしい。宗教的な絵が多く、最後の晩餐やキリストの復活が印象的だった。パンフレットに載っている絵の題名を見てそれぞれの絵が何を表しているのかを理解しながら、端から順に絵を一枚一枚見ていき、絵画鑑賞を満喫した。ここは僕のおすすめ。
次の目的地はサンジョルジョ・マッジョーレ島。ヴェネツィア本島の南にある教会しかない小さな島で、ここの鐘楼から見るヴェネツィア本島は絶景らしい。まずはサン・マルコ広場へヴァポレットで行き、そこから別の路線に乗り換え、サンジョルジョ・マッジョーレ島に到着した。
サンジョルジョ・マッジョーレ島
まずは島の教会へ行くことにした。たくさんの彫刻が並んだ白い教会である。教会の中は美術館のようにたくさんの巨大な絵が並んでいて、どれも聖書の一場面を描いた宗教的な絵であった。また、キリストが十字架にかけられた彫刻なども並んでいて、神聖な雰囲気が漂っている教会だった。
教会の奥のエレベーターで鐘楼に上ると、ここも360度ヴェネツィアの景色を見渡すことができた。特にここから見るサン・マルコ広場が絶景。
ここもいい眺めだなー、なんて言っていたら、いきなり頭上の機械仕掛けの大きな鐘が「グォーン!!グォーン!!」と鳴り出してびびった。時間を見るとちょうど12時。なるほど、正午を知らせる鐘か!頭上で鳴っているので耳を両手でふさがないと痛いぐらいの大きな音で、ちょうどその時間に居合わせた人たちはみんな耳をふさいで苦笑いしていた。ほんとにすごい音だった。5分ぐらいは鳴り響いていた気がする。
再びサン・マルコ広場に船で戻り、今度はガラス博物館のあるムラーノ島へ行くことにした。ムラーノ島はヴェネツィア本島の北にある島で、サン・マルコ広場から船で30分ぐらいの場所にある。
ムラーノ島はヴェネツィアとはちょっと雰囲気が違った。運河沿いに古い建物が並んでいるのは同じだけど建物の高さが低くこじんまりした町だった。のどかないいところだなーと思った。
「歩き方」にはガラス博物館までの地図が載っていなかったので、土産物屋や立ち食いピザ屋で買うついでに道を聞いたりして、なんとかたどり着くことができた。地図なくてもなんとかなるもんだね。博物館は時代ごとに分かれてヴェネツィアングラスが展示されていて、最も繁栄したという15世紀頃の作品はやはり豪華!時代によって作風が違って、様々な色が使われたカラフルなグラスばかりの時代もあれば、無色透明で、彫ることにより模様を描いたグラスばかりの時代もあり、いろいろなヴェネツィアングラスを見ることができた。タコのガラスがあったけどなぜか6本足だったのが気になった。
次はお土産に定番のヴェネツィアングラスを買うことに。ムラーノ島はガラスを売る屋がたくさんあって、特に博物館の近くはほとんどの建物がガラス屋だった。値段は1€からあったけど、安いものはなんとなくmade in China のにおい?がしたのでやめておいた。色々な店を周って結局28.5€の小さいけど複雑なつくりをした、made in Italyのヴェネツィアングラスを購入。今、棚のコーヒーカップの横に並んでいます。
再びヴェネツィア本島に戻ったのはもう夕方5時頃。今日でヴェネツィアは最後なのにまだゴンドラに乗っていなかったので、奮発して乗ることに。ゴンドラ乗り場はサン・マルコ広場周辺にたくさんあって、一人20€。うーん、ちょっと高い。でもせっかくここまで来たんだし、ということで€ゴンドラを操るおじさんに20€払って乗った。ヴァポレットでは通ることのできないヴェネツィアの狭い運河を進むのは楽しいし、前日ピザを食べた橋の下も通ることができてとてもいい思い出になった。
サン・マルコ広場に戻ってきたのは6時前。夕方のサン・マルコ広場もきれいでいいなー。広場には鳩がたくさんいて鳩のえさを売る店もあった。観光客がえさをまくとその人の周りが鳩だらけになり、ちょっとおもしろそうだったのでえさ1€を買って鳩と遊んだ。えさを握って両手を広げその手を開くと、えさに気づいた鳩達が一斉に飛んできて、僕の両手や肩にとまってえさをついばんでいった。あまり動物が得意でない僕はうわ~と声をあげてちょっとびびってしまった。
鳩と遊んだらまたヴァポレットに乗り、前々日にも利用したスーパーマーケットの近くで下車。翌日の朝食としてまたクロワッサン1€を買い、立ち食いピザ屋でサラミのピザときのこのピザ(2つで4€)を食べホテルに戻った。立ち食いピザはどこもはずれがなく、このとき食べたきのこのピザがうまかった!
これでヴェネツィアも終了、次はフィレンツェ!でも最後にもう一回ヴァポレットクルーズがしたくなったので翌日早起きしてまた乗ることにしてこの日も早く寝た。
つづくー
スクオーラ・グランデ・ディ・サンロッコ→サンジョルジョ・マッジョーレ島→ムラーノ島→ゴンドラクルーズ
6時40分頃に起きて、恒例のクロワッサンを食べて出発した。この日も雲ひとつない快晴で、すでにたくさんの人が街を歩いていた。みんな何時に起きてんの?
最初の目的地はスクオーラ・グランデ・ディ・サンロッコという壁と天井が絵で埋め尽くされているらしい建物だ。歩いても行けるけどまずは始発駅のローマ広場まで歩き、テラスの特等席でヴァポレットクルーズをすることにした。これは何回乗っても飽きない。
S.TOMAというところで下車。そこからは「スクオーラはこっち→」の看板を頼りに細い路地を進んでいくと、「歩き方」に載っている写真と同じ、白い建物の前の広場にたどり着いた。
チケット5€を買って2階に上がると、確かに壁と天井が巨大な絵で埋め尽くされていた。うわー・・・と思わず言ってしまうほど手の込んだ空間だった。ティントレットという画家が20年の歳月をかけて描いたらしい。宗教的な絵が多く、最後の晩餐やキリストの復活が印象的だった。パンフレットに載っている絵の題名を見てそれぞれの絵が何を表しているのかを理解しながら、端から順に絵を一枚一枚見ていき、絵画鑑賞を満喫した。ここは僕のおすすめ。
次の目的地はサンジョルジョ・マッジョーレ島。ヴェネツィア本島の南にある教会しかない小さな島で、ここの鐘楼から見るヴェネツィア本島は絶景らしい。まずはサン・マルコ広場へヴァポレットで行き、そこから別の路線に乗り換え、サンジョルジョ・マッジョーレ島に到着した。
サンジョルジョ・マッジョーレ島
まずは島の教会へ行くことにした。たくさんの彫刻が並んだ白い教会である。教会の中は美術館のようにたくさんの巨大な絵が並んでいて、どれも聖書の一場面を描いた宗教的な絵であった。また、キリストが十字架にかけられた彫刻なども並んでいて、神聖な雰囲気が漂っている教会だった。
教会の奥のエレベーターで鐘楼に上ると、ここも360度ヴェネツィアの景色を見渡すことができた。特にここから見るサン・マルコ広場が絶景。
ここもいい眺めだなー、なんて言っていたら、いきなり頭上の機械仕掛けの大きな鐘が「グォーン!!グォーン!!」と鳴り出してびびった。時間を見るとちょうど12時。なるほど、正午を知らせる鐘か!頭上で鳴っているので耳を両手でふさがないと痛いぐらいの大きな音で、ちょうどその時間に居合わせた人たちはみんな耳をふさいで苦笑いしていた。ほんとにすごい音だった。5分ぐらいは鳴り響いていた気がする。
再びサン・マルコ広場に船で戻り、今度はガラス博物館のあるムラーノ島へ行くことにした。ムラーノ島はヴェネツィア本島の北にある島で、サン・マルコ広場から船で30分ぐらいの場所にある。
ムラーノ島はヴェネツィアとはちょっと雰囲気が違った。運河沿いに古い建物が並んでいるのは同じだけど建物の高さが低くこじんまりした町だった。のどかないいところだなーと思った。
「歩き方」にはガラス博物館までの地図が載っていなかったので、土産物屋や立ち食いピザ屋で買うついでに道を聞いたりして、なんとかたどり着くことができた。地図なくてもなんとかなるもんだね。博物館は時代ごとに分かれてヴェネツィアングラスが展示されていて、最も繁栄したという15世紀頃の作品はやはり豪華!時代によって作風が違って、様々な色が使われたカラフルなグラスばかりの時代もあれば、無色透明で、彫ることにより模様を描いたグラスばかりの時代もあり、いろいろなヴェネツィアングラスを見ることができた。タコのガラスがあったけどなぜか6本足だったのが気になった。
次はお土産に定番のヴェネツィアングラスを買うことに。ムラーノ島はガラスを売る屋がたくさんあって、特に博物館の近くはほとんどの建物がガラス屋だった。値段は1€からあったけど、安いものはなんとなくmade in China のにおい?がしたのでやめておいた。色々な店を周って結局28.5€の小さいけど複雑なつくりをした、made in Italyのヴェネツィアングラスを購入。今、棚のコーヒーカップの横に並んでいます。
再びヴェネツィア本島に戻ったのはもう夕方5時頃。今日でヴェネツィアは最後なのにまだゴンドラに乗っていなかったので、奮発して乗ることに。ゴンドラ乗り場はサン・マルコ広場周辺にたくさんあって、一人20€。うーん、ちょっと高い。でもせっかくここまで来たんだし、ということで€ゴンドラを操るおじさんに20€払って乗った。ヴァポレットでは通ることのできないヴェネツィアの狭い運河を進むのは楽しいし、前日ピザを食べた橋の下も通ることができてとてもいい思い出になった。
サン・マルコ広場に戻ってきたのは6時前。夕方のサン・マルコ広場もきれいでいいなー。広場には鳩がたくさんいて鳩のえさを売る店もあった。観光客がえさをまくとその人の周りが鳩だらけになり、ちょっとおもしろそうだったのでえさ1€を買って鳩と遊んだ。えさを握って両手を広げその手を開くと、えさに気づいた鳩達が一斉に飛んできて、僕の両手や肩にとまってえさをついばんでいった。あまり動物が得意でない僕はうわ~と声をあげてちょっとびびってしまった。
鳩と遊んだらまたヴァポレットに乗り、前々日にも利用したスーパーマーケットの近くで下車。翌日の朝食としてまたクロワッサン1€を買い、立ち食いピザ屋でサラミのピザときのこのピザ(2つで4€)を食べホテルに戻った。立ち食いピザはどこもはずれがなく、このとき食べたきのこのピザがうまかった!
これでヴェネツィアも終了、次はフィレンツェ!でも最後にもう一回ヴァポレットクルーズがしたくなったので翌日早起きしてまた乗ることにしてこの日も早く寝た。
つづくー