2008年3月8日 レジデンツ → フランクフルト vs ボーフム観戦
この日はヴュルツブルグにある世界遺産、レジデンツを見学した後フランクフルトに移動し、ブンデスリーガ、フランクフルト vs ボーフムを観戦する計画を立てていた。
天候はくもり。そりゃあ晴れの方がいいけど、ハノーファーのときみたいな大雨大風に遭うぐらいならくもりでぜんぜんOK。
ヴュルツブルグで泊まった「ペンション・シュペーンクーフ」も朝食が盛りだくさん。2種類のパン、たくさんのハム、チ-ズ、タマゴ、ソーセージなど朝からお腹一杯。ドイツ人の体が大きい理由がわかる気がする。
朝食に満足したところで、さっそく世界遺産レジデンツへ行こう。
ヴュルツブルグの街は小さい。街の東の方へ向かって歩いて数分でレジデンツに到着。
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↑世界遺産レジデンツ
時刻は9時過ぎ。入ろうとしたら「開館時間は10時~」の看板が・・・。歩き方にもちゃんと開館時間ぐらい書いてあるのに・・・。凡ミス。何やってんだ。
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でも、レジデンツの脇にある庭には入ることができて、朝の散歩を楽しむことができた。
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この幾何学的な庭園、悪夢のハノーファーを思い出すなあ笑。
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↑レジデンツの庭園
10時ぴったりに開門してレジデンツに入った。見て歩くだけじゃよくわからないと思ったので、日本語のガイドブックも買ってみた。これがあとで大活躍!
レジデンツの一番の見所は「階段の間」。世界で一番大きいフレスコ天井一枚画があるらしい。この天井画が意図することはなんとか理解したいと思った。
「階段の間」はレジデンツに入って割とすぐに現れた。1階から2階に吹き抜けになっていて、その天井が一面フレスコ画!
写真撮影は禁止だったので、ガイドブックの写真を貼り付け。
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↑「階段の間」
ガイドブックによると、このフレスコ画は天井が無限に広がっているように錯覚させられる描き方になっているらしい。確かに。天井の角が弧を描いていて、そう言われればどこまでも景色が続いているように見える。遠くに山が見えるように錯覚させられる。たくさん人物や神々や動物も描かれていて、それぞれいろいろな物語を表現している、とのことだった。ガイドブックを見ながらその物語を順に見ていき「階段の間」を十分に満喫した。
好きなだけ自由に見られるところが個人旅行のいいところだな。結構な時間「階段の間」を味わうことが出来て大満足。階段を上って「階段の間」を後にした。
先へ進むと、豪華な部屋の連続。特に「ナポレオンの寝室」は、ここでナポレオンが寝たのか、と思うとなんかすごい気がしてきた。感想のレベル低いなー笑。
他にも約250年前に作られたタンスなんかは今でもきれいだし凝った作りで歴史の重みが感じられた。
衝撃的だったのは、戦争でダメージを受けた直後のレジデンツの写真。もう廃墟。今まで見てきた部屋はほとんど修復された後の姿で、戦争のダメージを受けず昔のまま残っているものはほとんどないようだった。
レジデンツの横の教会も立派。ホーエンツォレルン城の教会は質素な感じだったけど、こちらは壁一面に装飾が施されていて華やかな感じ。天井が特徴的。「開放的な空間」を作り出すため、このようなデザインになっているらしい。へぇ~へぇ~へぇ~。
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↑レジデンツの教会
最後に世界遺産レジデンツの全景をしばらく眺めて、フランクフルトに行くことにした。なかなかよかった。
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時刻は12時。さあ、ブンデスリーガ観戦だ!ヴュルツブルグの駅近くのパン屋でまた適当に3つほど選んで電車に乗り込んだ。ドイツのパン屋で多いのは、店に入ったら紙袋に好きなパンを入れ、中身をレジの人に見せて清算するシステム。ゴミも少なくて済むしいいシステムだね。
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↑パンの紙袋
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↑紙袋の中
1時間ほどでフランクフルトに到着。フランクフルト久しぶり。約10日ぶりだけどこの10日間はかなり濃い日々だったから、最初滞在したのがずいぶん昔のことのように感じられた。
試合は3時半から。まだちょっと余裕があるから、駅近くのアイントラハト・フランクフルトショップへ行ってタオルマフラーを買うことにしよう。
途中で有名な欧州中央銀行を発見。この「€」のマークは有名だな。
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↑欧州中央銀行
ショップは日本人がちらほら。やっぱり小野と稲本が対戦するだけあって日本人観光客も多いのかな。たくさんあるタオルマフラーから一つ選んで購入。これで観戦準備OK。
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さあ、スタジアムへ行こう。フランクフルトの近郊電車Sバーンのプラットホームは、酒瓶を片手に談笑するグッズを身につけたサポーターでいっぱい。彼らについていって迷わずスタジアムに到着。
今回の席は、ネットで買ったときに自由に選べなかったせいもあってあまりいい席ではない。それでも試合開始が近づくと、場内はほぼ満員になりスタジアムの雰囲気は最高!フランクフルトサポーターも激しい応援を繰り広げている。
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↑ゴール裏に陣取るフランクフルトサポーター
さあ、スターティングメンバー発表。まずはボーフムから。
「ブーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
と場内が大ブーイングに包まれる。聞こえにくかったけど確かに「オノ!」と聞こえた。小野スタメン。うれしい。
次はフランクフルトのスタメン発表。スタジアム上から吊り下げられた巨大なビジョンを使って派手な演出が始まった。DJが選手のファーストネームを言い、サポーターがラストネームを叫ぶ、という形式でスタメンが発表されていった。そして、
DJ「ジュンイチ~」
約5万人「イナモト!!!!」
しびれた。横のおじさんも酒が手伝って大声で「イナモト!!!!」。稲本もスタメン。小野 vs 稲本実現。うれしい。
フランクフルトの中ではFWアマナティディウスが一番人気があるよう。コールとともに大歓声が上がった。横のおじさんは「アマナティディウス~」と祈るような声を出していた笑。熱いなー。長いこと応援しているんだろうなー。
いよいよキックオフ!!
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小野はトップ下、稲本はボランチなので二人で争うシーンが続発!こんな遠い異国の地で日本人がスタメン奪って互いに争うなんてすばらしいな。
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↑わかりにくいけど小野と稲本。
前半の半ば、ボーフムがほぼゴール正面30メートルぐらいの位置でフリーキックのチャンスを獲得。蹴るのはなんと小野。場内、特にゴール裏に陣取るフランクフルトサポーターからまた
「ブーーーーーーーーーーーー!!!!!」
と、ものすごいブーイング。そのブーイングに負けたのか、小野はボカーン!とふかしてシュートはゴールのはるか上。やっぱサポーターの力って大きいな。
前半は互いに惜しいシーンもあったけど0-0のまま終了。小野はフランクフルトのディフェンダーの徹底マークにあい、何度もファウルを受けて苦しんでいた。
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↑苦しむ小野
そして後半開始!
始まってすぐの後半4分、FWトスキーが左サイドでフリーでボールを受け、すかさず打ったシュートが見事にゴール!!
「イエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」←フランクフルトサポーターの歓声
ゴール裏の大勢のサポーターがゴールの瞬間一斉に飛び上がるのは大迫力!!
となりのおじさんも立ち上がって大喜び!僕も大喜び!
この雰囲気がたまらない!
しかし後半22分、ボーフムがゴール正面のいい位置でフリーキックを獲得。そして、なんとフランクフルトの選手が壁を作っている最中に、ボーフムの選手がボールを蹴ってキーパーも反応できずゴール!!えええーーー???不意打ちだ・・・。びっくり。
フランクフルトの選手は当然猛抗議。しかしこのゴールは認められて1-1の同点に。
場内はフランクフルトサポーターの今日一番の大ブーイングに!!横のおじさんも激怒!なんかわめいていた。そりゃあこんなゴールで追いつかれたら怒るよなあ。にわかファンの僕はこの異様な雰囲気に圧倒されていた。
一方、スタジアムの一角に陣取るボーフムサポーターは飛び上がって大盛り上がり!この雰囲気もたまらなくいいなあ。
このゴールの後は、ボーフムがボールをキープするだけで場内大ブーイング!!選手同士も小競り合いを始め、ちょっと荒れた展開に。
後半終了間際には、小野が大ブーイングとともに交代した。小野今日はあんまりよくなかったなあ。
結局このまま1-1で終了。納得いかないフランクフルトサポーターが大ブーイング!ボーフムサポーターは「ボーフム!!ボーフム!!」と騒ぎ、引き分けで満足のようだった。
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↑ボーフムサポーターにあいさつ
よくブーイングを聞いた試合だった。でも日本ではまずここまでのすごいブーイングを体験することが出来ないし、いい思い出にもなったかな。
雰囲気を盛り上げてくれた横のおじさんにさよならを言って、満員電車に乗りフランクフルト中央駅に戻った。やっぱり本場は何もかもが違う。来てよかった。
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そろそろ夕食の時間。駅の地下で今までで一番大きいソーセージ発見!値段も安いので買ってみる。
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でかいし、ドイツのソーセージにしてはジューシーでうまい!このあとピザを食べたりして、今日もジャンクフードで夕食を終えてしまった・・・。
1時間かけてヴュルツブルグに戻ってこの日も終了!次の日はニュルンベルクに行き、旧市街観光&ニュルンベルクvsハンブルガーSV戦を観戦する計画を立てていた。
~この日使ったお金~(1€=160円)
・レジデンツ入場料+ガイドブック 10€
・昼に食べたパン3つ 2.7€
・フランクフルトのタオルマフラー 12.9€
・マッチデイプログラム 2€
・でっかいソーセージとパン 2€
・ピザ 2€
・マクドでカプチーノ&トイレ 1.3€
計36.5€
つづくーーーーーーーーー。
この日はヴュルツブルグにある世界遺産、レジデンツを見学した後フランクフルトに移動し、ブンデスリーガ、フランクフルト vs ボーフムを観戦する計画を立てていた。
天候はくもり。そりゃあ晴れの方がいいけど、ハノーファーのときみたいな大雨大風に遭うぐらいならくもりでぜんぜんOK。
ヴュルツブルグで泊まった「ペンション・シュペーンクーフ」も朝食が盛りだくさん。2種類のパン、たくさんのハム、チ-ズ、タマゴ、ソーセージなど朝からお腹一杯。ドイツ人の体が大きい理由がわかる気がする。
朝食に満足したところで、さっそく世界遺産レジデンツへ行こう。
ヴュルツブルグの街は小さい。街の東の方へ向かって歩いて数分でレジデンツに到着。
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↑世界遺産レジデンツ
時刻は9時過ぎ。入ろうとしたら「開館時間は10時~」の看板が・・・。歩き方にもちゃんと開館時間ぐらい書いてあるのに・・・。凡ミス。何やってんだ。
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でも、レジデンツの脇にある庭には入ることができて、朝の散歩を楽しむことができた。
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この幾何学的な庭園、悪夢のハノーファーを思い出すなあ笑。
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↑レジデンツの庭園
10時ぴったりに開門してレジデンツに入った。見て歩くだけじゃよくわからないと思ったので、日本語のガイドブックも買ってみた。これがあとで大活躍!
レジデンツの一番の見所は「階段の間」。世界で一番大きいフレスコ天井一枚画があるらしい。この天井画が意図することはなんとか理解したいと思った。
「階段の間」はレジデンツに入って割とすぐに現れた。1階から2階に吹き抜けになっていて、その天井が一面フレスコ画!
写真撮影は禁止だったので、ガイドブックの写真を貼り付け。
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↑「階段の間」
ガイドブックによると、このフレスコ画は天井が無限に広がっているように錯覚させられる描き方になっているらしい。確かに。天井の角が弧を描いていて、そう言われればどこまでも景色が続いているように見える。遠くに山が見えるように錯覚させられる。たくさん人物や神々や動物も描かれていて、それぞれいろいろな物語を表現している、とのことだった。ガイドブックを見ながらその物語を順に見ていき「階段の間」を十分に満喫した。
好きなだけ自由に見られるところが個人旅行のいいところだな。結構な時間「階段の間」を味わうことが出来て大満足。階段を上って「階段の間」を後にした。
先へ進むと、豪華な部屋の連続。特に「ナポレオンの寝室」は、ここでナポレオンが寝たのか、と思うとなんかすごい気がしてきた。感想のレベル低いなー笑。
他にも約250年前に作られたタンスなんかは今でもきれいだし凝った作りで歴史の重みが感じられた。
衝撃的だったのは、戦争でダメージを受けた直後のレジデンツの写真。もう廃墟。今まで見てきた部屋はほとんど修復された後の姿で、戦争のダメージを受けず昔のまま残っているものはほとんどないようだった。
レジデンツの横の教会も立派。ホーエンツォレルン城の教会は質素な感じだったけど、こちらは壁一面に装飾が施されていて華やかな感じ。天井が特徴的。「開放的な空間」を作り出すため、このようなデザインになっているらしい。へぇ~へぇ~へぇ~。
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↑レジデンツの教会
最後に世界遺産レジデンツの全景をしばらく眺めて、フランクフルトに行くことにした。なかなかよかった。
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時刻は12時。さあ、ブンデスリーガ観戦だ!ヴュルツブルグの駅近くのパン屋でまた適当に3つほど選んで電車に乗り込んだ。ドイツのパン屋で多いのは、店に入ったら紙袋に好きなパンを入れ、中身をレジの人に見せて清算するシステム。ゴミも少なくて済むしいいシステムだね。
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↑パンの紙袋
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↑紙袋の中
1時間ほどでフランクフルトに到着。フランクフルト久しぶり。約10日ぶりだけどこの10日間はかなり濃い日々だったから、最初滞在したのがずいぶん昔のことのように感じられた。
試合は3時半から。まだちょっと余裕があるから、駅近くのアイントラハト・フランクフルトショップへ行ってタオルマフラーを買うことにしよう。
途中で有名な欧州中央銀行を発見。この「€」のマークは有名だな。
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↑欧州中央銀行
ショップは日本人がちらほら。やっぱり小野と稲本が対戦するだけあって日本人観光客も多いのかな。たくさんあるタオルマフラーから一つ選んで購入。これで観戦準備OK。
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さあ、スタジアムへ行こう。フランクフルトの近郊電車Sバーンのプラットホームは、酒瓶を片手に談笑するグッズを身につけたサポーターでいっぱい。彼らについていって迷わずスタジアムに到着。
今回の席は、ネットで買ったときに自由に選べなかったせいもあってあまりいい席ではない。それでも試合開始が近づくと、場内はほぼ満員になりスタジアムの雰囲気は最高!フランクフルトサポーターも激しい応援を繰り広げている。
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↑ゴール裏に陣取るフランクフルトサポーター
さあ、スターティングメンバー発表。まずはボーフムから。
「ブーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
と場内が大ブーイングに包まれる。聞こえにくかったけど確かに「オノ!」と聞こえた。小野スタメン。うれしい。
次はフランクフルトのスタメン発表。スタジアム上から吊り下げられた巨大なビジョンを使って派手な演出が始まった。DJが選手のファーストネームを言い、サポーターがラストネームを叫ぶ、という形式でスタメンが発表されていった。そして、
DJ「ジュンイチ~」
約5万人「イナモト!!!!」
しびれた。横のおじさんも酒が手伝って大声で「イナモト!!!!」。稲本もスタメン。小野 vs 稲本実現。うれしい。
フランクフルトの中ではFWアマナティディウスが一番人気があるよう。コールとともに大歓声が上がった。横のおじさんは「アマナティディウス~」と祈るような声を出していた笑。熱いなー。長いこと応援しているんだろうなー。
いよいよキックオフ!!
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小野はトップ下、稲本はボランチなので二人で争うシーンが続発!こんな遠い異国の地で日本人がスタメン奪って互いに争うなんてすばらしいな。
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↑わかりにくいけど小野と稲本。
前半の半ば、ボーフムがほぼゴール正面30メートルぐらいの位置でフリーキックのチャンスを獲得。蹴るのはなんと小野。場内、特にゴール裏に陣取るフランクフルトサポーターからまた
「ブーーーーーーーーーーーー!!!!!」
と、ものすごいブーイング。そのブーイングに負けたのか、小野はボカーン!とふかしてシュートはゴールのはるか上。やっぱサポーターの力って大きいな。
前半は互いに惜しいシーンもあったけど0-0のまま終了。小野はフランクフルトのディフェンダーの徹底マークにあい、何度もファウルを受けて苦しんでいた。
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↑苦しむ小野
そして後半開始!
始まってすぐの後半4分、FWトスキーが左サイドでフリーでボールを受け、すかさず打ったシュートが見事にゴール!!
「イエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」←フランクフルトサポーターの歓声
ゴール裏の大勢のサポーターがゴールの瞬間一斉に飛び上がるのは大迫力!!
となりのおじさんも立ち上がって大喜び!僕も大喜び!
この雰囲気がたまらない!
しかし後半22分、ボーフムがゴール正面のいい位置でフリーキックを獲得。そして、なんとフランクフルトの選手が壁を作っている最中に、ボーフムの選手がボールを蹴ってキーパーも反応できずゴール!!えええーーー???不意打ちだ・・・。びっくり。
フランクフルトの選手は当然猛抗議。しかしこのゴールは認められて1-1の同点に。
場内はフランクフルトサポーターの今日一番の大ブーイングに!!横のおじさんも激怒!なんかわめいていた。そりゃあこんなゴールで追いつかれたら怒るよなあ。にわかファンの僕はこの異様な雰囲気に圧倒されていた。
一方、スタジアムの一角に陣取るボーフムサポーターは飛び上がって大盛り上がり!この雰囲気もたまらなくいいなあ。
このゴールの後は、ボーフムがボールをキープするだけで場内大ブーイング!!選手同士も小競り合いを始め、ちょっと荒れた展開に。
後半終了間際には、小野が大ブーイングとともに交代した。小野今日はあんまりよくなかったなあ。
結局このまま1-1で終了。納得いかないフランクフルトサポーターが大ブーイング!ボーフムサポーターは「ボーフム!!ボーフム!!」と騒ぎ、引き分けで満足のようだった。
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↑ボーフムサポーターにあいさつ
よくブーイングを聞いた試合だった。でも日本ではまずここまでのすごいブーイングを体験することが出来ないし、いい思い出にもなったかな。
雰囲気を盛り上げてくれた横のおじさんにさよならを言って、満員電車に乗りフランクフルト中央駅に戻った。やっぱり本場は何もかもが違う。来てよかった。
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そろそろ夕食の時間。駅の地下で今までで一番大きいソーセージ発見!値段も安いので買ってみる。
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でかいし、ドイツのソーセージにしてはジューシーでうまい!このあとピザを食べたりして、今日もジャンクフードで夕食を終えてしまった・・・。
1時間かけてヴュルツブルグに戻ってこの日も終了!次の日はニュルンベルクに行き、旧市街観光&ニュルンベルクvsハンブルガーSV戦を観戦する計画を立てていた。
~この日使ったお金~(1€=160円)
・レジデンツ入場料+ガイドブック 10€
・昼に食べたパン3つ 2.7€
・フランクフルトのタオルマフラー 12.9€
・マッチデイプログラム 2€
・でっかいソーセージとパン 2€
・ピザ 2€
・マクドでカプチーノ&トイレ 1.3€
計36.5€
つづくーーーーーーーーー。