![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/5d/9a2fa677d0af8fa0b31d74ce85dcf47d.jpg)
2008年3月10日 ローテンブルク→ニュルンベルク→バンベルク
この日はヴュルツブルグから日帰りでローテンブルク観光しようと計画していた・・・けど途中で計画変更してバンベルクへと向かうことになった。
天気は快晴!こんな日に歩くローテンブルクの街並みはすばらしいに違いない!と期待して電車に乗り込んだ。ヴュルツブルグを出て10分もすると、車窓からは大平原が広がった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/92/27b51bf15ef18be9327e6178ea0c927b.jpg)
途中、シュタイナッハで無事乗り換えて、10時頃ローテンブルクに到着。田舎の駅といった感じで駅舎は小さい。列車も2両編成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c1/05cb6454d8a86b7cf4017bdc170f744e.jpg)
ちょっと歩いてローテンブルクの旧市街の入り口に到着。レーダー門というらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fe/33d22ea8a1041b437e74a9be93b5158d.jpg)
門をくぐると、まさに「中世の街並み」といった感じの風景が目の前に広がった!まだ朝なので人通りは少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/53/5b6ca85dbf6148b70efc95a424a08190.jpg)
さあ、さっそく町を散策しよう!ローテンブルクの町も小さい。門から少し歩いて立派な市庁舎を発見! この辺は朝でも観光客が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/5d/9a2fa677d0af8fa0b31d74ce85dcf47d.jpg)
そして、ドイツのガイドブックなら必ずといっていいほど載っている風景、「プレーンライン」を発見!事前に覚えるほど「プレーンライン」の写真を見てきたので、「ああーこれが本物かー」としみじみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/67/0043960953d1b862391ccd3de3507dce.jpg)
古い建物がずーっと並んでいてすばらしい街並み。ぜいたくな朝の散歩だなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ac/7355cad00f5f82696b36731a01126224.jpg)
ローテンブルクをぐるっと囲む城壁は、その上を歩くことができるらしいので行ってみることに。ほんとに古そうな歴史を感じる城壁。何百年もここに立ってる城壁なんだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/b0/4743a978ea465517460d335585c6f8da.jpg)
城壁の上は狭い通路。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b7/d7bd1288662a23a077d8eb30fe6d153b.jpg)
ちょっと高いところから眺めるローテンブルクの街並みもすばらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/41/cd2c5ce89ca429b3a0492b7a362014a9.jpg)
城壁の壁にはたくさんの日本語が彫ってあった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e8/331fb191b03b9bf24a9f24457ee60ee6.jpg)
時刻は11時頃。お土産屋さんもぼちぼち開き始めて、町もにぎやかになってきた。それとともに・・・日本人率がやたら高くなってきた・・・。どうも複数の団体のツアーが到着して自由時間をとっているのか、市庁舎のあたりは日本人だらけ。5割超えてる気がする。ドイツを代表する観光地だからしょうがないか。
日本人から逃れるために城壁の外側へ行ってみることに。
城壁の外は自然が広がっていた。見事なドイツの田舎町の風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0b/f1f8d4c3000b2cc2b001f151b48e845c.jpg)
そんな風景を眺めてたら、15人ぐらいの日本人団体客がぞろぞろとやってきて、小さい旗を片手に持つガイドが「ここはローテンブルクの最北端ですよ~」とガイドを始めた。むむむ。日本の領土がどんどん広がってる。
再び城壁内に戻ってみると、さらに日本人率が高くなっていた。よく見るとお土産屋さんも日本語表示だらけ。「ローテンブルク名物○○」とか「限定のお土産あります」とか「免税」とか。中には「日本人経営」や「日本円OK」なんて店も。ちょっと観光地化されすぎだなー。
気を取り直して次は中世犯罪博物館というものがあるらしいので行ってみることに。
予測はしていたけど、ここは日本人率高すぎ。7割超えてる。日本人以外の方が少ない。フロアによっては日本人しかいないところも・・・。ローテンブルクは博物館みたいな見所がここしかないから日本人が集中するのかも。なんか日本にいるみたい。
でも、展示物に日本語の説明も添えてあるのでわかりやすい。人を処刑するときに用いる道具がたくさん展示されていた。日本語の説明のおかげで、それぞれの展示物がどういう風に用いられたのかを理解することができた。下は「車裂き」という道具。説明は下の写真の通り。おそろしい・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/98/80d948a0b24258f113bf60fa0e66b71c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/cc/56eed808ec119aa908eceb4e19590236.jpg)
博物館を出ると時刻は昼過ぎ。市庁舎近くのレストランは完全に日本人に占領されていた。日本の植民地みたいだ。あまりの日本人の多さになんか日本に戻ったみたいだ、現実に戻ったみたいだ、と感じた。
というわけで、ちょっと嫌気がさしたローテンブルクを早々と後にして別の場所に行くことに決定。とりあえずヴュルツブルグに戻ろう!そう決めて、最後にちょっと散策してローテンブルクの門を出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/80/f8441631bfadc22707da1bf819ea9e0a.jpg)
街自体はすばらしかった。けど日本人が多く、観光地化されすぎていてテーマパークみたいだった。
再び電車に乗りローテンブルクからシュタイナッハまで戻った。乗り換えてヴュルツブルグに戻るつもりが・・・。なんと何を間違ったのか、ヴュルツブルグと反対方向の列車に乗り込んでしまった。
気づいたのは電車が逆方向に走り始めて結構たってから。ローカル線で本数も少ないし、戻るのは厄介。地図を見ると、今乗っている電車はニュルンベルク方面に向かうらしい。そこで決断、「もう一回ニュルンベルクソーセージを今度はビールと共に満喫しよう!!」
2時半頃、昨日も来たニュルンベルクに到着。見覚えのある茶色のレンガの建物・・・。またニュルンベルクに来るとは思ってもいなかったよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/77/06755738421c3099c0e01da8c4ecfe7f.jpg)
歩いて、昨日も入ったニュルンベルクソーセージの名店「ブラートヴルストホイスレ」に到着。ソーセージ10本とビールを注文した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/92/afe03618e58d9920dbc3e03d21f212cb.jpg)
ここのソーセージは本当においしい。風味がいい。ビールは苦手だけど、ソーセージを一口食べた後に飲むビールは確かにうまい気がした。ソーセージ→ビール→ソーセージ・・・を繰り返しながらおいしく完食した。本場のビールとソーセージをあわせて体験することができて大満足。
さあ、食べ終わったところでこれからどうしよう。もう一回ニュルンベルク観光?いや、昨日観光したばっかりだしなあ笑。
「歩き方」の地図を見ると、ニュルンベルクとヴュルツブルグの間にバンベルクという中世の街並みが残る世界遺産の町があるらしい。ここに即決。再びニュルンベルク中央駅から列車に乗り込んだ。
1時間ぐらい列車に乗って4時半頃バンベルクに到着。日没まで2時間ぐらいしかない。バンベルクからヴュルツブルグに向かう列車の本数も少なく、約2時間後の列車に乗って帰ろうと決めた。
バンベルクの主な見所は川の真ん中にあるという旧市庁舎と小ヴェネツィア地区と呼ばれるところ。この2つは見て帰ろう、と決めてバンベルクの駅から旧市街に向かって歩き始めた。
下の写真は「旧」ではなく「新」市庁舎前の広場。市が開かれていてたくさんの果物が並んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/3f/44bea4ef3a82070b55f2ac8e4215b94b.jpg)
そして川に架かる橋にある「旧」市庁舎発見! なんというか、変わった建物だな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/13/d7b28d4f347b03807fbdd3cde768a097.jpg)
なんでこんな橋のど真ん中に市庁舎を建てたかというと、15世紀頃バンベルク市民が、司教地区と市民地区の境である橋に市庁舎を建てることによって、参政権を主張しようとしたためらしい。へぇ~へぇ~へぇ~。
下は旧市庁舎の建物に描かれているフレスコ画の写真。ウルムとかもそうだったけど、旧市庁舎というのは独特のフレスコ画が描かれているところが多いんだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/4c/b3232c903bcb15a2d02095a7712944ee.jpg)
旧市庁舎を超えると、今度は小ヴェネツィア地区と呼ばれるところに到着!川沿いにずーっと木組みの古い建物が並んでいて絵になる風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/de/3922735c205985bc07e1a777ecca6977.jpg)
かつては漁師が住んでいる地区で、家のテラスがそのまま船着場になっているらしい。へぇ~。下は川に架かる橋から撮った小ヴェネツィア地区。しばらく小ヴェネツィア地区の散策を楽しんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bc/c0f2842ef23c4e2d75a3487eb965edcd.jpg)
さあ、もうだいぶ暗くなってきたけど、列車が来る時間まで散策しよう。町にはいくつもの教会があるよう。鋭く天に突き出た屋根を持つ教会にいくつか出会った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/42/a0e34d98555eb5c812c51e91b4966102.jpg)
下の写真は、ちょっと高いところまで上ったときに木々の隙間から見えたバンベルクの街並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0f/02efb6748574b225bb4125832e2b7364.jpg)
ここもいい街だな~なんて思いながら歩いてたら・・・また自分が地図上のどこを歩いているのかわからなくなった・・・。知らない町ではぐれると焦る。目の前の通りの名前を地図上で探してみるけど見つからない。やばい、地図外まで歩いてきてしまったのかも・・・。
地図に載っている通りを見つけようと、ぐるぐる歩き回った。下は「どこだ、ここは!?」と不安定な精神状態で(笑)撮った写真。このあたりは立派な建物が並んでいる地区だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1e/93c06b5ece0f4b0b5d5f40b74cd598af.jpg)
予定の列車に乗り遅れるとヴュルツブルグに帰る時間が遅くなってしまう。焦る焦る。
日も暮れてきて、「やばい、やばい」と言い始めた頃にやっと今の位置を地図上で発見。町の西端まで来ていた。さあ、帰ろう。今度はまた迷子にならないように慎重に地図を見ながら戻っていった。
再び旧市庁舎まで戻ってきた。下の写真の左奥が旧市庁舎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/18/8bf8c24c84d10701a7c3a1e76ffcb0ad.jpg)
橋を渡って、最後にもう一回小ヴェネツィア地区の風景を眺めて駅へ向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/57/9c85efc2d9845036b92935e783912c8b.jpg)
橋の風景も絵になるなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4b/1cd4237670fe6da3bb65ce8de90ca6e4.jpg)
再び「新」市庁舎の前を通ってバンベルク中央駅に到着。列車出発の10分前だった。危ない。バンベルクの町もなかなかよかった。来てよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/84/28b1a7c98c3d9d456d401b0c01aa854f.jpg)
無事ヴュルツブルグ行きの列車に乗り込んで、1時間かけてヴュルツブルグのホテルに戻った。さあ、夕食にしよう。昨日はパン2コという貧しい夕食だったので、パンケーキなるものの専門店に行ってみることに。
イタリアンパンケーキなるものを注文。ピザよりもやわらかい生地にチーズとトマトをのせて焼いたもの。おいしいし、量も多い。あわせて頼んだオレンジサワーもおいしい。やっぱビールよりチューハイの方がうまいな笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/86/194034a32053a14aff7521e22d0893d1.jpg)
この店にも大満足で、いい夕食の時間を過ごすことができた。
ホテルに戻ってこの日も終了。いよいよ旅も終盤。次の日からは拠点をミュンヘンに移し、そこからいろんな町を訪ねてみる計画を立てていた。
~この日使ったお金~(1€=160円)
・ローテンブルクの磁石のおみやげ 3.5€
・中世犯罪博物館 3.8€
・ニュルンベルクのソーセージとビール 12.1€
・バンベルクの磁石のおみやげ 2.5€
・パンケーキ 10.6€
つづくーーーーーーーー。
この日はヴュルツブルグから日帰りでローテンブルク観光しようと計画していた・・・けど途中で計画変更してバンベルクへと向かうことになった。
天気は快晴!こんな日に歩くローテンブルクの街並みはすばらしいに違いない!と期待して電車に乗り込んだ。ヴュルツブルグを出て10分もすると、車窓からは大平原が広がった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/92/27b51bf15ef18be9327e6178ea0c927b.jpg)
途中、シュタイナッハで無事乗り換えて、10時頃ローテンブルクに到着。田舎の駅といった感じで駅舎は小さい。列車も2両編成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c1/05cb6454d8a86b7cf4017bdc170f744e.jpg)
ちょっと歩いてローテンブルクの旧市街の入り口に到着。レーダー門というらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fe/33d22ea8a1041b437e74a9be93b5158d.jpg)
門をくぐると、まさに「中世の街並み」といった感じの風景が目の前に広がった!まだ朝なので人通りは少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/53/5b6ca85dbf6148b70efc95a424a08190.jpg)
さあ、さっそく町を散策しよう!ローテンブルクの町も小さい。門から少し歩いて立派な市庁舎を発見! この辺は朝でも観光客が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/5d/9a2fa677d0af8fa0b31d74ce85dcf47d.jpg)
そして、ドイツのガイドブックなら必ずといっていいほど載っている風景、「プレーンライン」を発見!事前に覚えるほど「プレーンライン」の写真を見てきたので、「ああーこれが本物かー」としみじみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/67/0043960953d1b862391ccd3de3507dce.jpg)
古い建物がずーっと並んでいてすばらしい街並み。ぜいたくな朝の散歩だなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ac/7355cad00f5f82696b36731a01126224.jpg)
ローテンブルクをぐるっと囲む城壁は、その上を歩くことができるらしいので行ってみることに。ほんとに古そうな歴史を感じる城壁。何百年もここに立ってる城壁なんだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/b0/4743a978ea465517460d335585c6f8da.jpg)
城壁の上は狭い通路。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b7/d7bd1288662a23a077d8eb30fe6d153b.jpg)
ちょっと高いところから眺めるローテンブルクの街並みもすばらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/41/cd2c5ce89ca429b3a0492b7a362014a9.jpg)
城壁の壁にはたくさんの日本語が彫ってあった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e8/331fb191b03b9bf24a9f24457ee60ee6.jpg)
時刻は11時頃。お土産屋さんもぼちぼち開き始めて、町もにぎやかになってきた。それとともに・・・日本人率がやたら高くなってきた・・・。どうも複数の団体のツアーが到着して自由時間をとっているのか、市庁舎のあたりは日本人だらけ。5割超えてる気がする。ドイツを代表する観光地だからしょうがないか。
日本人から逃れるために城壁の外側へ行ってみることに。
城壁の外は自然が広がっていた。見事なドイツの田舎町の風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0b/f1f8d4c3000b2cc2b001f151b48e845c.jpg)
そんな風景を眺めてたら、15人ぐらいの日本人団体客がぞろぞろとやってきて、小さい旗を片手に持つガイドが「ここはローテンブルクの最北端ですよ~」とガイドを始めた。むむむ。日本の領土がどんどん広がってる。
再び城壁内に戻ってみると、さらに日本人率が高くなっていた。よく見るとお土産屋さんも日本語表示だらけ。「ローテンブルク名物○○」とか「限定のお土産あります」とか「免税」とか。中には「日本人経営」や「日本円OK」なんて店も。ちょっと観光地化されすぎだなー。
気を取り直して次は中世犯罪博物館というものがあるらしいので行ってみることに。
予測はしていたけど、ここは日本人率高すぎ。7割超えてる。日本人以外の方が少ない。フロアによっては日本人しかいないところも・・・。ローテンブルクは博物館みたいな見所がここしかないから日本人が集中するのかも。なんか日本にいるみたい。
でも、展示物に日本語の説明も添えてあるのでわかりやすい。人を処刑するときに用いる道具がたくさん展示されていた。日本語の説明のおかげで、それぞれの展示物がどういう風に用いられたのかを理解することができた。下は「車裂き」という道具。説明は下の写真の通り。おそろしい・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/98/80d948a0b24258f113bf60fa0e66b71c.jpg)
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博物館を出ると時刻は昼過ぎ。市庁舎近くのレストランは完全に日本人に占領されていた。日本の植民地みたいだ。あまりの日本人の多さになんか日本に戻ったみたいだ、現実に戻ったみたいだ、と感じた。
というわけで、ちょっと嫌気がさしたローテンブルクを早々と後にして別の場所に行くことに決定。とりあえずヴュルツブルグに戻ろう!そう決めて、最後にちょっと散策してローテンブルクの門を出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/80/f8441631bfadc22707da1bf819ea9e0a.jpg)
街自体はすばらしかった。けど日本人が多く、観光地化されすぎていてテーマパークみたいだった。
再び電車に乗りローテンブルクからシュタイナッハまで戻った。乗り換えてヴュルツブルグに戻るつもりが・・・。なんと何を間違ったのか、ヴュルツブルグと反対方向の列車に乗り込んでしまった。
気づいたのは電車が逆方向に走り始めて結構たってから。ローカル線で本数も少ないし、戻るのは厄介。地図を見ると、今乗っている電車はニュルンベルク方面に向かうらしい。そこで決断、「もう一回ニュルンベルクソーセージを今度はビールと共に満喫しよう!!」
2時半頃、昨日も来たニュルンベルクに到着。見覚えのある茶色のレンガの建物・・・。またニュルンベルクに来るとは思ってもいなかったよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/77/06755738421c3099c0e01da8c4ecfe7f.jpg)
歩いて、昨日も入ったニュルンベルクソーセージの名店「ブラートヴルストホイスレ」に到着。ソーセージ10本とビールを注文した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/92/afe03618e58d9920dbc3e03d21f212cb.jpg)
ここのソーセージは本当においしい。風味がいい。ビールは苦手だけど、ソーセージを一口食べた後に飲むビールは確かにうまい気がした。ソーセージ→ビール→ソーセージ・・・を繰り返しながらおいしく完食した。本場のビールとソーセージをあわせて体験することができて大満足。
さあ、食べ終わったところでこれからどうしよう。もう一回ニュルンベルク観光?いや、昨日観光したばっかりだしなあ笑。
「歩き方」の地図を見ると、ニュルンベルクとヴュルツブルグの間にバンベルクという中世の街並みが残る世界遺産の町があるらしい。ここに即決。再びニュルンベルク中央駅から列車に乗り込んだ。
1時間ぐらい列車に乗って4時半頃バンベルクに到着。日没まで2時間ぐらいしかない。バンベルクからヴュルツブルグに向かう列車の本数も少なく、約2時間後の列車に乗って帰ろうと決めた。
バンベルクの主な見所は川の真ん中にあるという旧市庁舎と小ヴェネツィア地区と呼ばれるところ。この2つは見て帰ろう、と決めてバンベルクの駅から旧市街に向かって歩き始めた。
下の写真は「旧」ではなく「新」市庁舎前の広場。市が開かれていてたくさんの果物が並んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/3f/44bea4ef3a82070b55f2ac8e4215b94b.jpg)
そして川に架かる橋にある「旧」市庁舎発見! なんというか、変わった建物だな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/13/d7b28d4f347b03807fbdd3cde768a097.jpg)
なんでこんな橋のど真ん中に市庁舎を建てたかというと、15世紀頃バンベルク市民が、司教地区と市民地区の境である橋に市庁舎を建てることによって、参政権を主張しようとしたためらしい。へぇ~へぇ~へぇ~。
下は旧市庁舎の建物に描かれているフレスコ画の写真。ウルムとかもそうだったけど、旧市庁舎というのは独特のフレスコ画が描かれているところが多いんだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/4c/b3232c903bcb15a2d02095a7712944ee.jpg)
旧市庁舎を超えると、今度は小ヴェネツィア地区と呼ばれるところに到着!川沿いにずーっと木組みの古い建物が並んでいて絵になる風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/de/3922735c205985bc07e1a777ecca6977.jpg)
かつては漁師が住んでいる地区で、家のテラスがそのまま船着場になっているらしい。へぇ~。下は川に架かる橋から撮った小ヴェネツィア地区。しばらく小ヴェネツィア地区の散策を楽しんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bc/c0f2842ef23c4e2d75a3487eb965edcd.jpg)
さあ、もうだいぶ暗くなってきたけど、列車が来る時間まで散策しよう。町にはいくつもの教会があるよう。鋭く天に突き出た屋根を持つ教会にいくつか出会った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/42/a0e34d98555eb5c812c51e91b4966102.jpg)
下の写真は、ちょっと高いところまで上ったときに木々の隙間から見えたバンベルクの街並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0f/02efb6748574b225bb4125832e2b7364.jpg)
ここもいい街だな~なんて思いながら歩いてたら・・・また自分が地図上のどこを歩いているのかわからなくなった・・・。知らない町ではぐれると焦る。目の前の通りの名前を地図上で探してみるけど見つからない。やばい、地図外まで歩いてきてしまったのかも・・・。
地図に載っている通りを見つけようと、ぐるぐる歩き回った。下は「どこだ、ここは!?」と不安定な精神状態で(笑)撮った写真。このあたりは立派な建物が並んでいる地区だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1e/93c06b5ece0f4b0b5d5f40b74cd598af.jpg)
予定の列車に乗り遅れるとヴュルツブルグに帰る時間が遅くなってしまう。焦る焦る。
日も暮れてきて、「やばい、やばい」と言い始めた頃にやっと今の位置を地図上で発見。町の西端まで来ていた。さあ、帰ろう。今度はまた迷子にならないように慎重に地図を見ながら戻っていった。
再び旧市庁舎まで戻ってきた。下の写真の左奥が旧市庁舎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/18/8bf8c24c84d10701a7c3a1e76ffcb0ad.jpg)
橋を渡って、最後にもう一回小ヴェネツィア地区の風景を眺めて駅へ向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/57/9c85efc2d9845036b92935e783912c8b.jpg)
橋の風景も絵になるなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4b/1cd4237670fe6da3bb65ce8de90ca6e4.jpg)
再び「新」市庁舎の前を通ってバンベルク中央駅に到着。列車出発の10分前だった。危ない。バンベルクの町もなかなかよかった。来てよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/84/28b1a7c98c3d9d456d401b0c01aa854f.jpg)
無事ヴュルツブルグ行きの列車に乗り込んで、1時間かけてヴュルツブルグのホテルに戻った。さあ、夕食にしよう。昨日はパン2コという貧しい夕食だったので、パンケーキなるものの専門店に行ってみることに。
イタリアンパンケーキなるものを注文。ピザよりもやわらかい生地にチーズとトマトをのせて焼いたもの。おいしいし、量も多い。あわせて頼んだオレンジサワーもおいしい。やっぱビールよりチューハイの方がうまいな笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/86/194034a32053a14aff7521e22d0893d1.jpg)
この店にも大満足で、いい夕食の時間を過ごすことができた。
ホテルに戻ってこの日も終了。いよいよ旅も終盤。次の日からは拠点をミュンヘンに移し、そこからいろんな町を訪ねてみる計画を立てていた。
~この日使ったお金~(1€=160円)
・ローテンブルクの磁石のおみやげ 3.5€
・中世犯罪博物館 3.8€
・ニュルンベルクのソーセージとビール 12.1€
・バンベルクの磁石のおみやげ 2.5€
・パンケーキ 10.6€
つづくーーーーーーーー。
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