もう総選挙も残りわずかの時間となりましたが、拙ブログで紹介したい日本共産党の政策がありますので簡潔に。
日本共産党の総選挙政策「女性とジェンダー」
https://www.jcp.or.jp/web_policy/2024/10/202410-bunya10.html
女性の性をおとしめ人格をふみにじる性の商品化、性的搾取を許さず、法規制と相談・啓発、支援の体制を強化します
金銭を介して性を売買することは、人間の尊厳と価値、男女平等の権利を侵害するものであり、とりわけ女性の心身に危害を及ぼす危険は大きく、受けた性被害はその後の人生にわたって深刻な影響を与えかねないものです。性産業に従事する女性の健康と安全を守ると同時に、個人の尊厳を守りジェンダー平等をめざす日本共産党として、性売買・性的搾取をなくしていくことをめざします。
本来、買売春は売春防止法によって禁止されていますが、不十分な法規制をくぐって様々な形態の「サービス」を提供する業者が存在し、組織的な売春業者が野放しにされ、違法行為が見逃されていることが問題です。現行法のもとで厳正な監視、対策をつよめます。
貧困や虐待、障害などで困難な状況におかれた女性たちが、生きるために従事している実態も広く指摘されており、施行された「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」を生かし、相談・支援体制を充実させ、生活支援や住宅保障、教育などをつうじて就労や経済的自立を支えます。
また現行法においては、売春を勧誘した者を処罰し、事実上女性にだけ厳罰を科す第5条の規定を削除するなど、売春防止法を抜本的に改正します。女性の人権を守り、性的搾取の被害者救済の立場で、性を売る女性は非処罰化し、業者と買春者を処罰する「北欧モデル」と呼ばれる立法に学び、ジェンダー平等の立場にたった法整備を行います。これらの問題のおおもとには、社会に女性差別と蔑視、性別役割分業意識などが根深く残っていることがあります。個人の尊厳を守り、多様な生き方を保障するとともに、誰もが安心して生活できるジェンダー平等の社会をめざすなかで、解決の方向へすすめていきます。
―――売春防止法を改正し、女性の人権を守り、ジェンダー平等の立場にたった法整備を行います。
(抜粋終わり)
日本共産党は性売買・性的搾取の根絶を目指す。
具体的には「北欧モデル」に学び、女性に性を売らせる業者、買春者を処罰する法整備を行う。
こう掲げた政策に複数のフェミニスト、ジェンダークリティカルのアカウントが注目しています。
なぜなら彼女たちは「性売買=性暴力」であり、性売買は職業となり得ないとの認識を持っているからです。
いわゆる「セックスワーク・イズ・ワーク」とは違う考え方です。
そして「セックスワーク〜」は、ジェンダークリティカルな女性たちを「トランスヘイター」と蛇蝎の如く蔑視し、攻撃する「一部の反差別・トランスアライの皆様」が肯定的に捉えている考え方でもあります。
だから「トランスヘイター」と呼ばれる女性たちは、共産党の反性売買政策に注目しています。
もっとも共産党はLGBTQ問題において、風呂やトイレなど女性スペースの活用を巡る問題で一貫してトランスジェンダー当事者寄りの政策を打ち出しているため、反性売買政策に懐疑的な「トランスヘイター」の方々は少なくありません。
一方で「反性売買を掲げるなら、共産党に入れるか迷っている」と語る「トランスヘイター」の方もいます。
だもんで女性の性的搾取・性売買、トランスジェンダー当事者の女性スペース利用といった問題に興味・関心があり、投票日当日まで選挙に行ってないよて有権者の皆さん。
ぜひこの記事に目を通していただいて投票先の参考に、よければ日本共産党を伸ばすことに協力していただければ僥倖です。
ご検討のほど、よろしくお願いします。