映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。ベストセラー小説を実写化したアクション「ストレイヤーズ・クロニクル」です。
人気の若手俳優たちが数多く出演。エスパーに扮して対決するアクション映画ですが、興行的には失敗のようで、あまり評価されていませんでしたが観たい作品だったのでDVDで観賞。結果、意外とおもしろい作品でした。
物語は、1990年代に極秘機関の実験により進化した2組の子供たち。一組は岡田将生演じる昴をリーダとする脳内ホルモン操作により進化したグループ。もう一方はアゲハと名乗る他の生物との遺伝子操作により進化した染谷将太演じる学をリーダーとするグループ。昴のグループは、悪を退治するためにその能力を使い人を殺さない。学のグループは、その能力により絶望の人生を与えられ冷酷な殺人グループ。正と負のグループの対決の中で、極秘機関の中枢の人物に利用され、やがて自由のために戦うと言う内容です。
岡田、染谷のほかに、成海璃子、俊太郎、黒島結菜、清水尋也、人気若手俳優に次の世代の若手俳優も加わって豪華な競演で見事なアクションを展開してます。
VFXの最新映像にオールロケーションの臨場感をたもつ為に粗い映像処理が施されていてかえって新鮮な感じを持ちました。
主題歌は、今人気の若手アーティスト「ゲスの極み」で、僕には特殊な能力を身につけ重い宿命を背負ってしまった若者たちの悲哀が、渇いた叫びのように思えて、いいなあと感じました。
この映画、意外といけるのでぜひ鑑賞してみてください。
