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映画・ミケランジェロ・プロジェクト

ジョージ・クルーニ監督・主演による実話に基づく美術品奪還計画。映画「ミケランジェロ・プロジェクト」を観賞

 

今年の秋、第二次大戦下で、ナチスドイツが行った美術品強奪にまつわる映画が2本上映されます。その一本は、今回の作品「ミケランジェロ・プロジェクト」です。

ジョージ・クルーニがナチスから強奪された美術品の奪還に成功したチームのことを知り、クルーニ自身が監督、制作、脚本、主演と関わり、ハリウッドの名俳優が出演して完成させました。

第二次大戦、ヒットラーの命によりヨーロッパ各地で美術品を強奪。美術品は、世界の至宝の名画から個人コレクションにまで及び、ヒットラーは故郷のオーストリアに総統美術館を作り、世界の美術品を独り占めにしようと計画。その美術品の中には、ダヴィンチの最後の晩餐やモナ・リザ、ミケランジェロの聖母子像、ファン・エイクの祭壇画など。

しかも、戦時下の連合軍は、空爆により破壊を繰り返し、美術品の奪還には消極的で、終戦間近の時期にチームが結成されると言う状況。しかも、ヒットラーは、ドイツの敗北の際には、美術品を焼却する命令が下っていてタイムリミットが迫る。

そんな、状況下でモニュメンツ・メンの7人は、美術品の在処を突き止めながら奪還していきます。個性的な面々が成功する美術品とのメンバーの関わりも披露され、生活の中に息吹く文化を守ろうとする気概を強く感じ取ることができる作品です。

平等に公の場で美に出会うことができるのも、知られざる英雄たちによることを思うと、今ある幸せを改めて感謝しなければと思います。


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