本日の映画レビューは、みんな大好きのトム・クルーズの「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」です。
ちょっとレビューが遅れましたが、今回はトム・クルーズ主演のミッションインポッシブルシリーズ最新作「デッドレコニングの前編」です。レビューと言ってもトム・クルーズ大好きな僕にとって無条件に絶賛です。
内容は恒例のミッションを遂行するのですが、今回は今が旬のAIとの戦いです。時を同じくして全米俳優協会がAIに危機感を持つ大規模なデモが行われましたが、今回の作品はトム自らがデモの先頭にたって戦っているような作品です。
過去の映画のオマージュを物語の中に組み込んだ、カーチェイスや断崖からのバイク飛行、列車の上での格闘技など、今ならCGを駆使すれば難なくできるシーンも実在の場所で実在のものでそしてトム自らがスタントに挑む完全無欠の還暦オヤジぶりが十二分に発揮されています。今やトム以外に、いくつものスタントを実行できる俳優はいないと断言します。それほどに彼の日ごろからの鍛錬が壮絶なのかがわかります。前編だけで164分の超大作。いまから秋公開の後編が楽しみです。
スピルバーグはトップガン・マーヴェリックの大ヒットに「君がハリウッドを救った」と賛辞を贈るのも納得です。映画の持つ楽しさや劇場での非日常の楽しみを与えてくれる唯一無二の存在トム・クルーズをみんなで応援しましょう。