65オヤジのスタイルブック

ドラマに見る昭和の母親

ドラマと共に昭和の時代を生きた僕にとって、三人の母親像が浮かびあがります。

肝っ玉かあさんの京塚昌子。時間ですよの森光子。寺内貫太郎一家の加藤治子の三人です。その加藤治子さんが、2日にお亡くなりになり、僕の中の昭和の母親が天国に旅立たれ昭和のドラマの時代に終わりを告げたように感じました。

ドラマの母親役には、他に山岡久乃さん、赤木春恵さんなどが代表されますが、僕の場合は、人気ドラマと共に成長していったので、京塚さん、森さん、加藤さんが強く印象に残ってます。

その母親像を強く意識したのは、京塚さんで、亡くなった僕の母と体つきや性格などが似ていたことで僕の昭和の母親役の系譜が築かれたように思います。

そして、三人は、ドラマの役どころと相まって三様の母親像があり、特に加藤治子さんは、あの貫太郎役の小林亜星さんの強烈なキャラクターに寄り添うような上品さと優しさを併せ持った雰囲気が強く印象に残っています。

ドラマにおける家族の在り様が多様化ししたことで、昭和の母親のような確固たる存在感は、今後は生まれないと思います。ただ、過去の記憶を表現する作品においては、三方の母親像は、今後演じていく上で模範となっていくことは間違いないと思います。母を演じる上で、京塚、森、加藤の存在は、永遠に輝きを放つに違いありません。 


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