65オヤジのスタイルブック

風たちぬと日本禁煙学会

映画風たちぬが、思わぬところで話題になっています。映画に喫煙シーンが頻繁にあり、日本禁煙学会が要望書で苦言を呈した問題です。

まだ映画は観に行ってませんが、現在非喫煙者の僕が、喫煙シーンが多い理由で映画を観ないことはないです。当時の時代背景を考えれば当然のことだと思いますし、宮崎駿監督自身がかなりのヘビースモーカーなのは、メディアに登場するたびに思います。

非喫煙者である立場で思うことは、事前対策としてスクリプトの形で注意喚起のメッセージを流しても良かったのではと思います。

映画はその時代背景を忠実に描くことで、その時代にタイムスリップしてその時代を共有する楽しみがあります。今回の作品も大正から昭和の戦前、戦後を描く中でタバコと言うキーワードは、原作者である宮崎氏にとって欠かせないファクターだったのでしょう。

青少年に悪影響を与えるのなら、大人が過去と現在をきちんと立て分けて教えれば言い訳で、日本禁煙学会のとった行動は、喫煙を推奨する団体や個人に対して火に油を注ぐ結果となりかねません。

今回の問題で、宮崎氏や映画ファン、ジブリファンにとっては、自分たちが意図しないところで話題になり問題論争になるのは心外だと思います。


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