スポーツイベントが目白押しの夏だった今年、サッカーも男女とも粘り強く勝ち進んでいる。
サッカー出身の僕にとっては、男女の代表レベルは、着実に世界の差を縮めつつある。
また、30代のベテランの中に混じって20代前半の若手の台頭もめざましい。
さて、2011世界陸上韓国テグ大会も稀に見る波乱の大会で幕を閉じた。
100でのボルトのフライング。女王イシンバエワの失敗など、金メダル候補が次々とメダルを逃す中で、室伏選手の金メダル。ボルトの200メートルリベンジ、アリソンのリレー連続出場による金メダル奪取など、選手としての底力を感じさせてくれた。
こうした、活躍は、逆に苦境をバネにし聴衆に感動と勇気を与えてくれる。
しかし、今回の世界陸上で、日本は大きな課題を残した。
前回大会と比べ、若手の伸び悩みが大きい。メダルを期待された、男子やり投げの村上選手は予選敗退。女子マラソンの大会連続のメダル獲得はならず、男子100x4リレーの敗退と世界との若手の差は、大きく開いてしまった。
今の状態では、ロンドン五輪のメダル獲得は困難となると素人目から見てもわかる。
日本陸連の若手教強化に期待するしかないが、インタビューを聞くにつけ、アスリートの勝負に対する姿勢が感じられない。
かつての日本のアスリートの侍魂を、彼らに注入してもらいたいものだ。
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