映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回も前回に引き続きのロードムービー。「しあわせはどこにある」です。
サイモン・ペッグ演じる精神科医へクターは、ロザムンド・パイク演じる妻クララと何不自由のない生活を送っていましたが、毎日患者の不幸話を聞くうちに精神不安定な状態に。しあわせとは何かを求めて、旅に出ると言う内容です。
旅は中国からチベット、アフリカ、アメリカと続いて行きますが、そこで出会うそれぞれの幸せのカタチから、ヘクター自身のしわせを導いていくのですが、その導き方が、出会いや旅先で起こるハプニングの中でサイモン・ベッグのコミカルな演技によりコメディー仕立てで展開していきます。
また、取り残された妻役のロザムンド・パイクは、ゴーンガールでの夫を追い詰めていく怖くてセクシーな女のイメージが強かったのですが、今回の作品でのキュートなイメージがとても魅力的でした。
観ていて、しあわせとは何か?その結論は導き出されなかったものの、ひとつひとつの旅の場面に生きている実感が感じられ、観ている人を幸せな気分にしてくれるだけで十分作品の価値はあると思います。