2017年もあと数時間と迫ってきました。今年はいつもより少ない40本を映画館で観てきましたが、個人的には、ララランドのヒットを除けば少し寂しい一年だったかなと思います。特にアカデミー賞ノミネート作品が、地味な作品が多く上映館の少なかったのも、その一因にあったと思います。
そんな中でもきらりと光る作品もあったので、海外映画&日本映画を含めて個人的なベスト10を紹介します。
10位 ユリゴコロ
吉高由里子、松山ケンイチ、松阪桃李共演のサイコパスミステリー。吉高のサイコパスキラー振りが良かった。
9位 追憶
こちらも、岡田准一、小栗旬、柄本佑、安藤サクラ、吉岡秀隆が共演。降旗監督と木村大作撮影のコンビで若手の俳優の個性をうまく導き出したヒューメンミステリー。
8位 愚行録
今や妻夫木聡の存在感は欠かせない。あの顔立ちとは裏腹な役柄をうまくこなしてます。ラストの結末にも注目してほしい。
最近は日本映画が個人的には上位を占めてましたが、ここからは海外映画です。
グーグルアースで、自らの出生をたどる内容を詳細かつ壮大に描いたうまさがあります。
6位 ハクソー・リッジ
第二次大戦のテーマの秀作が多かった中で、自らの信念で銃を持たず敵味方関係なく兵士を助ける姿に涙しました。
5位 ドリーム
アカデミー賞作品賞にノミネートされた作品。人種差別の中NASAで働く三人の活躍に涙と感動を味わいました。
4位 はじまりへの旅
森の中で暮らす家族が母の遺言を果たすために町に出るロードムービー。サバイバル術を身に着けた子供たちと父の親子愛が心揺り動かせます。
ベスト3は、まさにもうけものの作品が並びます。
3位 ベイビー・ドライバー
前評判がなしで映画ファンが熱烈に評価した作品。カーチェイスと音楽を融合したノンストップラブストリー。クールでカッコイイ作品です。
最近韓国作品が紹介される機会が少なくなりましたが、文句なしに楽しめるゾンビ映画。サバイバルとゾンビを組み合わせ新手法にやられました。しかも泣けます。
1位 女神の見えざる手
今一番ほれ込んでいるジェシカ・チャステイン主演の作品。1位にあげるのは彼女への個人的な思いだけです。でも性悪なロビストを演じ、作品の内容もいい。ラストの逆転劇に溜飲がさがります。
以上独断偏見のベストテンです。DVDでぜひ鑑賞して感想を聞かせてもられたらうれしいです。
では、2018年も映画愛を中心にお届けします。今年一年ありがとうございました。